サムスン系の情報に強いテック系メディアSamMobileの情報筋によると、現行製品よりも値段を安くしたモデル「SM-700F」が世界中で販売される見通しとのこと。Galaxy Foldは現在のところ米国(現地時間で27日発売)や韓国、ヨーロッパ地域(発売済み)でのみ展開されており、販売台数も少量に限られています。
SamMobileによれば、こうした展開は想定の範囲内とのこと。つまり最初のGalaxy Fold販売は市場の反応をはかる試金石でもあり、それにより折りたたみスマートフォンに対する需要の大きさと、後続モデルで顧客がどのような改善や機能を望んでいるかを理解できる。そうしたフィードバックを反映した普及モデルも予想されていたというわけです。
廉価版Galaxy FoldことSM-700Fにつき、SamMobileは先月も内部ストレージが512GBから256GBに削減されるとの噂を報じていました。
しかし、その程度ストレージを削ったり、あるいはRAM容量を少なくしたところで、ディスプレイパネルなどが高コストなフォルダブルスマホにおいては、コストダウン幅は限られているはず。
サムスンはGalaxy Foldに続いて外折りスマートフォンや縦折りスマートフォンを開発中とも噂されていますが、それらをハイエンド製品として発売する一方で、戦略的に(逆ザヤで)廉価版Galaxy Foldを普及的モデルに位置づけ、折りたたみデバイスを市場に定着させる意図があるのかもしれません。
2019-09-26 06:00:00Z
https://japanese.engadget.com/2019/09/26/galaxy-fold/
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