寒い日の外出中に感じた“幸せ”について描いた漫画がSNS上で話題となっています。外出するのに、子どもの支度に必死でコートを着忘れた母親。背中に0歳の息子を背負い、2歳の長男の手を引いて買い物に出掛けますが…という内容で「温かさが伝わります」「うるっとしました」「幸せな気持ちになりました」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
幸せな気持ちを忘れたくない
この漫画を描いたのは、主婦のしほ（ペンネーム）さんです。インスタグラムで、息子たち（2歳、0歳）との日々の出来事をイラストで発表しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
しほさん「描き始めたのは2019年10月からです。長男を妊娠した頃から、育児漫画や育児絵日記を読みあさっていて、いつか私も描きたいと思っていましたが、なかなか最初の一歩を踏み出せずにいました。
次男も生まれ、子ども2人と一緒に湯船につかっていたとき、目の前の光景をどうしても残しておきたかったのですが、写真を撮るのが難しかったので、代わりにイラストを描いて残したのがきっかけになりました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
しほさん「この日は何でもない日でしたが、2人を同時におんぶ、抱っこできるのもほんの少しの期間だけだな、コートを忘れてきたのにすごく温かいなと考えていたら、とても幸せな気持ちになってちょっと泣いてしまったので、少しでもこの気持ちを忘れないようにと描きました」
Q.今回のように、おんぶと抱っこの両方をすることはよくあるのでしょうか。
しほさん「次男をおんぶしていると『僕も』という感じで長男に抱っこをねだられます。私もできる限り応えたいので、最近はおんぶと抱っこをしょっちゅうしています」
Q.子どもたちが何歳くらいまで、おんぶと抱っこを同時にできそうですか。
しほさん「1年後（長男3歳、次男1歳）くらいまででしょうか。できるだけ子どもたちの願望に応えられるように筋トレを頑張りたいです」
Q.ちょっと泣いてしまったママに、息子さんは気付いていたのでしょうか。
しほさん「気付かれないようにしていたので、多分気付いていないと思います」
Q.今回のように、子どものことでいっぱいで自分のことを忘れてしまったエピソードは、他にありますか。
しほさん「長男の幼児食と次男の離乳食を作って食べさせるのに必死で、自分のご飯を食べるのを忘れることはよくあります」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
しほさん「『温かさが伝わりました』『うるっとしました』『コート忘れるの分かります』など共感のコメントを頂きました。特に子育てでつらい思いをされた方から、『癒やされました』『幸せな気持ちになった』などのコメントを頂き、自分のために描いたものが人のためにもなったのかもと、とてもうれしかったです」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
しほさん「今まで通り、子どもとの大切な日々をイラストで残していきたいと思います。子どものかわいいしぐさや、うれしかったこと、少し大変だったことなど、自分が後から見返しても楽しめるような投稿をしたいです」
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January 16, 2020 at 05:10AM
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寒い日にコート忘れ…息子をおんぶ＆抱っこしたら温かくて泣けた漫画 「うるっときた」（オトナンサー） - Yahoo!ニュース
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