日本のど真ん中、真夏の名古屋を舞台に開催される、来場者数200万人を数える日本最大級の祭り『にっぽんど真ん中祭り』、通称「どまつり」。国内はもちろん海外からも集結する約2万人が地域色豊かな踊りを披露する新しいスタイルの祭りで、名物の総踊りはギネス世界記録にも登録されるほど。 そんな大規模な「どまつり」の誕生秘話から企画・運営のノウハウまでを、創設者の水野孝一が自身の経験をもとに説き明かすーー。
●20歳の時に祭りの創立を決意
大学1年当時、そのエネルギーに圧倒された札幌の『YOSAKOIソーラン祭り』が、愛知県出身の大学生らの企画によるものである事を知り、自らも「ぜひ名古屋で作り上げたい」と決意した著者。3年後の1999年2月に『にっぽんど真ん中祭り実行委員会』を仲間たちと共に設立し、その年の8月、ついに第1回大会を開催させた。
しかし、今でこそ来場者数200万人を超える規模に育った本祭りも、創立当初は、資金集めはもとより、名古屋市役所や警察との交渉も学生組織ゆえの経験不足から難航。さらには仲間たちとの離別も経験するなど、その道程は決して平坦ではなく、著者と仲間たちの熱意と行動力で乗り越えねばならない試練の連続だった。
●仕事に、人生に、役立つヒントが満載!
いかに困難を乗り越え、祭り創立の夢を叶えていったのか?
どうやってさまざまな世代の人や組織を共感させて自分の味方につけたのか?
街おこしとしてのイベントの作り方や運営方法などの具体的ノウハウはもちろん、自分の夢を具現化するための初めの一歩に悩んでいる方にもぜひ読んでほしい、人生にも役立つヒントが満載の一冊!
【著者プロフィール】
水野孝一●みずのこういち
社会起業家、祭りプロデューサー。1976年静岡県生まれ。中京大学在学中、「にっぽんど真ん中祭り」の開催を構想し、賛同を得た学生仲間と共に実行委員会を設立。初代実行委員長を務め、1999年に祭りを創立した。祭りの合言葉は『全員参加』。特異の経営手腕で数々の困難を乗り越え、祭りは大きく成長。国内外2万人以上の踊り手と7000人以上のボランティア、そして200万人以上の観客が集う、国内屈指の観光資源に育て上げた。現在は『公益財団法人にっぽんど真ん中祭り文化財団』専務理事。名古屋大学大学院経済学研究科博士前期課程修了。経済学修士。
【本書概要】
書名:『21歳の学生が、200万人を呼び込む「どまつり」を作り上げた! 人も街も動かす!巻き込み力』
著者:水野孝一
仕様:四六判、240ページ
発売日:2020年4月1日
ISBN:978-4-04-896682-5
定価(1,400円+税)
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April 01, 2020 at 11:00AM
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