【東日本大震災9年】東日本大震災の被災地復興を漫画の力で後押しする漫画情報誌「マンガッタン」が、ウェブコミックとして4年ぶりに復活する。出版大手「KADOKAWA」の漫画サイト「ComicWalker(コミックウォーカー)」内に11日、特設サイト「マンガッタン=デジタル」を開設し、無料公開する。
同誌は、石ノ森萬画館(宮城県石巻市)を運営する「街づくりまんぼう」が2013年春に創刊され、人気漫画家が被災地での人間ドラマを描いてきた。
執筆陣は「監察医 朝顔」の木村直巳氏、「The・かぼちゃワイン」の三浦みつる氏、「味いちもんめ」の倉田よしみ氏、「包丁人味平」のビッグ錠氏、「ハートカクテル」のわたせせいぞう氏、「電人アロー」の一峰大二氏ら。
ラインナップの豪華さに加え、同館など限られた場所でしか入手できないことから“幻の漫画誌”となっていた。16年春の第8号を最後に休刊していた。
初回配信は5作品。木村直巳氏の「浜人の唄」は、石巻市の牡鹿半島の漁師が描かれた。石巻市は震災前から足繁く通っており、地震2カ月後には現地の人と無事を喜び合った。漫画は自身の取材に基づいたもので「まだまだ、難しい時期で、どこまでリアルに描いていいものか迷いながら描いた」といい、2年の年月を掛けた力作だ。「風化させてはいけないとの思いで描いた。インターネットで再び多くの人に読んでもらい、被災地のことを考えてもらえたらうれしい」と期待している。
「街づくりまんぼう」で企画に携わった木村仁さんは「被災と復興の中で生まれた友情や絆、出会いと別れ、人々が前に進む姿を漫画にして残すために誕生した雑誌がマンガッタン。震災から9年がたち、風化は進みますが、デジタル化することで、1話でも多くの作品を多くの人に読んでもらいたい」としている。震災から10年となる来年に向けて「できる限り、毎週1話ずつ公開していく」という。
《3月11日に配信される5作品》
▼飛び立て!石ノ森萬画館(石川森彦氏=作画、大石けんいち氏=シナリオ)
▼浜人の唄(木村直巳氏)
▼不滅のヒーロー(姫川明輝氏) ▼ボクが石巻のお坊さんになったワケ―石巻お坊さん奮闘記―(井上きみどり氏)
◆こだわり食探訪―蔵―(はやせ淳氏)
※2週目以降は毎週週1作ずつ追加配信。
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March 10, 2020 at 04:05AM
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被災地発 東北応援“幻の漫画誌”「マンガッタン」がデジタルで復活 - スポーツニッポン
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