【画像】91歳の今も美麗な絵のタッチ…公開された新作の冒頭数ページ
日本漫画家協会理事でもあるわたなべ氏は、1929年生まれで、1952年に少女漫画家としてデビュー。『ガラスの城』『聖ロザリンド』といった欧米を舞台にした名作少女漫画を数々生み出し、『悪女シリーズ』などで日本を舞台にした愛憎ミステリーの新境地を開拓した少女漫画界のレジェンドとして知られている。
数々の漫画賞を受賞し、『悪女シリーズ』やテレビドラマ化された『独りまつり』など、愛憎ミステリーの名作を世に送り出すと、2002年『第31回日本漫画家協会賞』として文部科学大臣賞を受賞、2006年の旭日小綬章を女性の漫画家として初めて受勲した。
新連載『秘密−ひめごと−』は、人間の欲と業を描き、“ハイクラス”主婦の日常が転落するストーリー。主人公は幸せな結婚をし、白金台のマンションで裕福な生活をしている美也。夫に愛され、どんなものでも手に入る何不自由ない生活を送っていたが、中学の同級生・糸子と再会したことがきっかけで全てが崩壊していく…。
新連載のスタートにわたなべ氏は「この度、長いページのお仕事をいただいて、毎日、机の前に座るのが、本当にうれしく、アシスタントたちの助けを借りて『秘密-ひめごと-』を無事に、仕上げる事が出来ました。この作品を作るにあたって、生まれついての悪女を描いてみたかった。人の幸を見ると、破壊せずにはいられない哀しい性の女。でも、描きすすめる内に、糸子の心の傷を思うと、悪女にしきれなかった事が、かえってよかったかな、とホッとしています。皆様が、よろこんで下さると、いいのですけれど…」と打ち明けた。
また、「漫画を描く事が、つらいと思った事は一度もないんです」と漫画家人生を振り返り「ねぇ、私って欲張りなのでしょうか? 描きたいマンガのストーリィが、まだスケッチブックに何冊もたまっているのです。一つの作品を作り上げていく事の、至上の楽しさ。一生をマンガに、たずさわって生きてゆける事の幸せ。こんな人生をあたえて下さった神様、佛様に、そしてファンの方々に、心から感謝しています」と創作活動が続けられる今に感謝した。
同アプリの編集長・今井孝昭氏は「わたなべ先生は亡くなられた手塚治虫先生と、ほぼ同世代の生まれです。私が入社するずっと前から、今日まで第一線でご活躍されてきました。今回原稿をお願いするにあたり、毎週更新の漫画アプリなので、無理を承知で週刊連載をお願いしました」と経緯を説明。
「先生ご自身はスマートフォンを利用していませんが、アプリや『マンガMee』の作品購読の仕組みを説明させていただくと、すぐにご理解いただけました。アプリに適した内容ということで、今回先生からは二つの作品案をいただきました」とし「その1本が、今回の『秘密-ひめごと-』という作品です。業を背負って生まれてきた人間と、業とは一見無縁にある人間が、恐ろしくも哀しい感情の糸で結ばれ、悲劇を生み出していく物語です。ぜひ最後までお楽しみください!」と呼びかけた。
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April 13, 2020 at 10:00PM
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