漫画家・したら領(@shitara_ryo)さんがTwitterに投稿した「眠れないオオカミ」という作品が不思議な魅力で話題になっています。
主人公は1頭のオオカミ。2本足で荒野にたたずんでいます。オオカミの元には時折訪問者が。からかってくる者、恨みをいだく者、オオカミの境遇を気遣う者などさまざまです。
物語が進むと、オオカミは動かないのではなく動けないこと、過去に白いメスのオオカミが一緒にいたことなどが明かされます。大切な存在だと思わる“白いオオカミ”は一体どこに行ってしまったのでしょう。
フルカラーで描かれた作品は、一見すると絵本のような雰囲気ですが、子ども向けではなく明らかに大人向け。肉食であるオオカミが訪問者を捕食するシーンも描かれていますし、心の中にある闇の部分も垣間見えます。
BuzzFeedの作者インタビューでは「もともと絵本的な世界観を表現したかった」「バンド・デシネに出会ったのも大きかった」と語っていました。
リプライ欄には「この話好き」「一気に読んでしまった」「続きが気になる」といった声が寄せられています。
ストーリーはTwitterのスレッドに付け足す形で投稿されており、今後は4ページを4日で更新していく予定とのことです。4月9日時点で第10話まで公開されています。
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