バセドウ病が発覚して仕事を辞めた経験を描いた漫画「社畜がバセドウ病になって人生見つめ直した話」がSNS上で話題となっています。仕事が忙しく、体調不良を自覚しつつもずっと病院に行かなかった女性。ある日、命の危険を感じるほど状態が悪化し、診察を受けると「バセドウ病の疑い」と告げられ…という内容で「経験があります」「人ごとではありません」「バセドウ病のつらさを知ってもらいたい」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
仕事を休むことへの迷いと葛藤
この漫画を描いたのは、イラストレーター・漫画家のモー子(ペンネーム)さんです。マイナビウーマンで「ダメ婚」を連載中で、インスタグラムやブログ「モー子の人生迷子だけど元気です」ではエッセー漫画を発表しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
モー子さん「もともと、学生の頃から漫画っぽいものを描いていたんですが、インスタグラムにエッセー漫画を投稿するようになったのは、仕事を退職して時間にゆとりができた2018年の4月ごろでした。以前から、妹に『インスタグラムでエッセー漫画を描いて』とお願いされていたことと、これを機に絵の仕事につながればいいなと思ったのも活動理由の一つです。
現に、インスタグラムをきっかけに漫画の仕事につながったので、後押ししてくれた妹に感謝しています」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
モー子さん「今回の作品は2018年6月ごろに投稿した漫画のリメーク作品です。バセドウ病になって2年たったある日、『そういえば、次の検査で寛解になるかどうか分かるんだっけ…』と思い出し、改めて当時のことを振り返りたくなり、リメークに至りました」
Q.体調不良を自覚してから診断を受けるまで、どれくらいの期間があったのですか。
モー子さん「1カ月くらいだったと思います。当時は、ただの仕事の疲れだと思っていたので、体調が悪くても病院には行きませんでした…なので、バセドウ病と診断されたときはすごく驚きました」
Q.仕事を休むことを決断したとき、迷いや葛藤はありましたか。
モー子さん「ありました…担当している案件に支障が出てしまうと、罪悪感がすごかったです」
Q.実際に仕事を休んで、仕事に対する考え方や人生観に変化は。
モー子さん「変わりました。療病して1週間たった頃、現場の話を聞いたら、『あれ? 私がいなくても仕事って回るんだな…じゃあ、もう仕事のこと忘れよ』みたいな(笑)仕事から離れた結果、仕事中心の人生じゃなくて、もっと自分を優先したゆとりのある人生を送りたいと思うようになりました」
Q.体調が悪くても“社畜”のように無理をして働いている方に、送りたい言葉やアドバイスがあればお願いします。
モー子さん「漫画にもあるように、ストレスから逃げてください。体を壊してからじゃ、遅いです。仕事を辞めたって人生、何とかなります」
Q.すでに検査を終えた時期かと思いますが、無事寛解になりましたか。
モー子さん「寛解にはなれませんでした(涙)引き続き、のんびり根気よく、バセドウ病と向き合います」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
モー子さん「バセドウ病の方や寛解になった方から、共感や励ましの言葉を頂きました。『私一人じゃないんだな』と何だか安心したのを覚えています。私の漫画を読んで、バセドウ病だと発覚したという方もいました。バセドウ病は見た目は普段と変わらないので
(現に、脈が140くらいあったとき、『元気そうじゃん』って言われたりしました…)、つらさが伝わりにくいと思います。漫画を通してもっと認知されてほしいと思います」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
モー子さん「インスタグラムでは引き続き、読者の方に楽しんでもらえるような絵や漫画を発信したいと思います。また、もっともっと画力を上げて、ファンタジーや学園青春ものなど、いろいろなジャンルの漫画に挑戦してみたいです!」
(オトナンサー編集部)
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April 27, 2020 at 10:18AM
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【漫画】社畜の私が"バセドウ病"を機に退社、仕事一筋の人生を見直した 「経験あります」 - オトナンサー
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