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Wednesday, April 29, 2020

漫画家・大橋裕之「他のことを考えたりすることが多い」“ネタ”が浮かんでくる意外な場所とは?(TOKYO FM+) - Yahoo!ニュース

禁酒法の時代に、こっそりひそかに経営していたBAR『SPEAKEASY』。2020年の東京の街にも、そんなひそかなバーがありました。月曜から木曜の深夜1時にOPENする“ラジオの中のBAR”『TOKYO SPEAKEASY』。 各界の大物ゲストが訪れ、ここでしか話せないトークを展開するとか、しないとか……。

4月21日(火)のお客様は、漫画家の大橋裕之さんと映画監督の今泉力哉さんです。

◆“話の終わり方”は難しい

今泉:別に言える範囲でいいですけど、いまは何をしているんですか?

大橋:“細かい”というとあれだけど、細かい仕事、イラスト仕事だったり、漫画もあるけど。あと、単行本が出るのもあるので、それの作業とか。

今泉:そっか。“話”って、けっこうストックある派ですか?

大橋:ストックは、“使えないようなストック”が大量にある。

今泉:使えないストック(笑)。

大橋:多分何百とかあるけど、ほとんど使えない(笑)。

今泉:じゃあ、結構新しく思いついたものが世に出る?

大橋:そうだったり、たまに読み返すと、10年使えなかった話が、テクニックが上がったのか判断基準が甘くなったのか、使えるのが出てきたりして、それを使ったりとか。

今泉:なるほど。けっこう、メモっていたりするのですか?

大橋:うん、メモはしてる。え、ストックある?

今泉:いや、あまりないですね。ただ、昔のメモとかは捨てられないので、読み返したりとかはあったりします。でも、たまにネタ切れしているので、昔の短編でやったものと同じセリフを使っていたりとか。

大橋:あー、それはすごいあるよね。

今泉:自分よりも観てくれている人のほうが詳しくて、ファンの方というか。「これ、前のあの短編からまた持ってきていますね。オマージュですか?」みたいに言われて、そこで、“あ、やってたんだ”ってことが。

大橋:まーね、流れが一緒になったりとかね、しょっちゅうある。

今泉:“話の終わり方”って難しくないですか? 前も、脚本を一緒にやったときに言っていたけど、主人公が、何かをしようと思って、行動しかけたりはするんだけど、そのなかで逡巡(しゅんじゅん)っていうか、いろいろ考えた心の声とかが、吹き出しでは書かれていて。それで、“やろう”と思うときにはもう状況が変わっちゃっていたりとか(笑)。で、やらずに終わるのが多いですよね。

大橋:多分ね、普通に終わらせたいけど終わらせられないのかな。

今泉:そういうコメディっていうか、笑いの感覚とかにも通じるかもなんすけど、ああいうのって、何に影響されているんですか?

大橋:“影響”でいうと何だろうな……いろいろあると思うけど、ダウンタウンのコントであったりとか、漫画で言うと、吉田戦車さんとか和田ラヂヲさんとか、そんな感じかな。

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April 28, 2020 at 07:12PM
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