日本球界へのヒントとなり得るのだろうか。韓国プロ野球リーグ（ＫＢＯ）は２１日、理事会を開催し、ダブルヘッダーや月曜開催を取り入れたレギュラーシーズン１４４試合の完遂を視野に入れた開幕を発表した。
シーズン開幕を５月５日とし、１１月２８日までにシーズンを終了。７月に開催予定だったオールスターを中止し、３勝先取としているプレーオフも２勝先取へと縮小した。
注目すべきは、雨天中止となった試合が、通常日程では移動日となる月曜日と、７、８月を除いたダブルヘッダーの利用で１４４試合の消化を目指すこと。選手のコンディションを考慮するため、ダブルヘッダーを開催する場合は、選手登録の追加が可能となり、延長戦は行わない。
米大リーグでも７回制のダブルヘッダーを含んだ開幕案が浮上しており、複数の米メディアはＭＬＢ側と選手会側との間で合意間近と伝えている。
ただ日本では１９９８年１０月１０日に行われた横浜－中日戦以来、２２年もの間ダブルヘッダーは開催されていない。選手会側の反対もあるためで、日本のダブルヘッダーは難しいとみられる。
日本野球機構（ＮＰＢ）は、５月中の開幕を断念し交流戦も中止、すでにレギュラーシーズン１４３試合にメスが入っている。ＮＰＢの斉藤惇コミッショナー（８０）は、１２月以降のシーズンについて議論すらしていないことを明かしている。具体策が出ない日本球界では、大幅な試合数減も予想される。
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April 22, 2020 at 09:32AM
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日本のヒントになるか？ 韓国プロ野球がレギュラーシーズン完遂の日程を発表 - ZAKZAK
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