海外旅行ガイドブックの決定版『地球の歩き方』から、世界のユニークなお酒の情報をお届けします。世界中どこに行ってもビールやワインはありますが、その国・地域以外ではめったにお目にかかれないお酒もたくさんあります。伝統的なお酒、ひょんなきっかけで生まれた珍しいお酒、材料や製造方法がおもしろいお酒など、世界のユニークなお酒にスポットを当ててみました。(文/グルーポ・ピコ 写真/iStock、武居台三〈グルーポ・ピコ 〉)
● ギネスビール/Guinness(アイルランド)
いまや「ギネス世界記録」が有名なギネスビールは、1759年にアーサー・ギネス創業のダブリンの醸造所で誕生しました。
大麦麦芽を主原料とした世界的に有名な黒スタウトで、ほろ苦くこってりとした味わい。
アイリッシュパブでは樽からパイントグラスに注ぎ、クリーミーな泡にシャムロック(クローバー)が描かれることもあります。
泡が多く発生するため、落ち着くまでサージングと呼ばれる行程が必要となるのも特徴です。
ダブリンのギネス・ストアハウスでは醸造工程の見学と、できたてギネスビールの試飲ができます。
■ギネス・ストアハウス Guinness Storehouse
・住所:St.James's Gate, Dublin 8
・URL:https://ift.tt/1N5NYNr
※現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため閉鎖中
● ウーゾ/Ouzo(ギリシア)
アニスの風味が立ち上るウーゾは、オスマントルコ時代にトルコ人によって造られたと言われる蒸留酒です。
ブドウや干しブドウを原料としたお酒で、口に含むとアニスの香りが広がります。
ちなみに、トルコのラクRakiも似たようなお酒です。
アニスは地中海原産のセリ科の一年草で、香料や薬草として利用されています。
ウーゾにはアニスのほかにもさまざまなハーブが使われていて、水で割ると白く濁るのが特徴。アルコール度数は40%以上と高めです。
● スピリタス/Spirytus(ポーランド)
95度という、世界一のアルコール度数のお酒がポーランドのウォッカ、スピリタスです。ポーランド語でスピリタスとはエタノールを意味し、タバコの火でも引火するほどの揮発性があります。
大麦や小麦などの穀物類とジャガイモを原料とした蒸留酒で、そのまま飲むというよりは果実酒を作るのに使われたり、カクテルのベース、消毒薬としても利用されることもあるのだとか。
● ラキア/Rakiya(ブルガリア)
トルコのラクに由来するラキアですが、ラクとは異なるお酒。ブルガリアやセルビアなど、おもにバルカン半島諸国で飲まれている蒸留酒です。
原料は一般的にはブドウが使われ、ほかにもスモモやアンズ、果実のミックスなど、さまざまな種類があります。
フルーティーな味わいで食前酒として飲まれています。
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