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Sunday, May 3, 2020

ダイエットを成功させるヒントは“旨味”にあり!? ハーバード大学卒の医学博士が発見した「痩せる方法」とは? - マイナビニュース

ダイエットを成功させるヒントは“旨味”にあり!? ハーバード大学卒の医学博士が発見した「痩せる方法」とは?
放送作家の高須光聖が、世の中をもっと面白くするためにゲストと空想し、勝手に企画を提案していくTOKYO FMの番組「空想メディア」。4月26日(日)の放送では、予防医学研究者・医学博士の石川善樹さんが登場しました。

(左から)石川善樹さん、高須光聖

◆東京大学・医学部からハーバード大学へ
高須:石川さんは、東京大学医学部の健康総合科学科を卒業されて、ハーバード大学にも行かれたんですね。

石川:行きました。

高須:どれだけ頭がいいんですか(笑)。ハーバード大学って周りに言うと、みんながビックリしません?

石川:どうなんでしょうか。実は、父親もハーバード大学に行っていたんですよ。

高須:ちょっと待ってください、頭がいい家系丸出しじゃないですか!

石川:(笑)。勉強が好きだっただけなんですよね。留学中は、高須さんと松本人志さんがやっていたラジオの「放送室」(TOKYO FM)をずっと聴いていました。

高須:ありがとうございます。海外に行かれる方って、意外と「放送室」を聴いてくださるんですよね。

石川:海外に行くと、日本語の雑談が恋しくなるんですよ。

高須:どうでもいい雑談でしたもんね(笑)。

◆ハーバード大学では予防医学を学ぶ
高須:いつからハーバード大学に行こうと思ったのですか?

石川:物心がついた頃には行くことになっていましたね。ちょうど父親がハーバード大学に通っている頃、僕が幼稚園の頃で。

高須:一緒にアメリカに行っていたんですね。

石川:ハーバード・ヤードっていう、ハーバード大学にある校庭のような場所に、母が僕をよく連れて行ってくれたんですね。僕は、よくリスと遊んでいたんですけど、そんな僕の姿を見ながら母は「あなたは将来、ハーバード大学に戻ってくるのよ」って言い続けていました。

高須:(笑)。すごいねえ。たとえ不合格だったとしても、また受験しようって思っていたんですか?

石川:ハーバード大学は、1度不合格になっていたんですよ。

高須:落ちていたんですね。だけど諦めなかったんだ。

石川:「行かなければいけない」って思っていました(笑)。

高須:すごいなあ。専門は何を学ばれましたか?

石川:予防医学です。医学には2種類ありまして、“治療医学”と“予防医学”があります。治療医学は、お医者さんや看護師さんが勉強する、病気を扱う医学です。一方、予防医学は健康を扱います。健康の状態から転落するのを予防する医学です。父も、予防医学が専門です。

高須:お父さんのことが好きなんですね。

石川:父は素晴らしい人です。欠点がないですね。

高須:そう言わしめる親の存在って、すごいねえ。

◆ダイエットのカギを握るのは旨味?
石川:ハーバード大学では、ダイエットの研究をしていたんですね。ダイエットって、古代ローマ時代からある大問題なんですよ。2,000年間、まだ解決策がない。ダイエットに挑戦した8割ぐらいの人は、元の体重以上にリバウンドするんですよ。決定的な方法が出ないから、ダイエットの方法は次から次へと出てくるんです。

高須:みんながいい加減なことを言い出すよね。

石川:(笑)。僕は「人はなぜ太るのか」という、根本の原理を考えてみたんですよ。僕の結論は、「食べるからである」に行きついたんですね。

高須:腹が減るもんね。そりゃそうやんね。

石川:研究というのは1歩2歩と進んでいくものですので、だいたい最初は普通のことに気付くんですよね(笑)。その次に「“おいしい”って感覚はなんだろう?」って考えるようになって、そこで発見があったんですよ。

高須:ほうほう。それは何ですか?

石川:脳科学的に言うと、“おいしい”には、アッパー系とダウナー系の2種類があることがわかったんですね。人間には、アッパー系とダウナー系の快楽があって、アッパー系は砂糖、脂肪、塩を指します。それらは、摂れば摂るほど“もっと欲しくなるもの”です。一方でダウナー系の快楽というのは、食事の締めに味噌汁を飲んだときのような深い満足感、いわゆる“旨味”を指します。太っている人は、アッパー系の味に舌が慣れちゃっている割合が多いんですよ。

高須:たしかにそんな感じがする。

石川:そうすると、次から次へと食べ続けてしまうんですね。そこから僕は「旨味に味覚を寄せることができれば、満足感が得られるので、食べる量が減るんじゃないかな」と気付きました。当時、味覚は子どもの頃に形成されるものであって、大人になってからは変えられないというのが常識でした。だけど、そうじゃなかった。味覚は、2週間もあれば変えることができるってことを発見しました。

高須:えっ、そうなんですか。

石川:僕が見つけた方法は、旨味の元となるグルタミン酸などを水に溶かして、だしの素のようなものを作るんですけど、それで2週間ほどうがいをします。そうすると、味覚って旨味のほうに寄せられていくんですよ。

高須:舌が旨味に慣れていくってことですか?

石川:はい。そうすると、少し食べただけで満足できるようになるんですね。

高須:うがいをしている間、普通に食事はしてもいいのですか?

石川:食べていいです。うがいをし続けていくと、濃い味のものが食べられなくなるんですよ。味覚が正常に戻っている証ですね。味覚を変えて、ダイエットをする方法を発見したことが、ハーバード大学の卒業試験のようなものでした。

次回5月3日(日・祝)の放送も、引き続き石川善樹さんをゲストに迎えてお届けします。どうぞお楽しみに!

<番組概要>
番組名:空想メディア
放送日時:毎週日曜 25:00~25:29
パーソナリティ:高須光聖
番組公式Facebook:https://ift.tt/2l5MMEL

本記事は「TOKYO FM+」から提供を受けております。著作権は提供各社に帰属します。

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