自宅のある東京都では49日間に及んだ緊急事態宣言。不要不急の外出自粛が求められた期間、コースに出ることはなかった。練習に来てもいいよと声をかけていただくこともあったけれど、会社勤めの友人がテレワークで頑張っているのを聞いてもいたし、ここは我慢と腹をくくった。
そこで室内でもできるパッティングの練習を紹介したい。使うのは10円硬貨を2枚。1.5ミリほどの厚みの10円玉を重ねて、下の10円玉が動かないように上の1枚だけをパターで打つ。ほぼ1年前、国内メジャー初戦のワールドレディース・サロンパスカップなど当時予選落ちが増え、不調脱出をかけて取り組んだ。練習グリーンで試すと下の1枚が芝に沈んでよけい難しくなる。それでも慣れてくると結構うまくいくもの。
すべてのショットで打球を目で追わないように心がける
この練習の狙いは、シンプルにパターのヘッドの軌道を安定させることにあるのはもちろんだけれど、ボールを使わないのが隠れた利点でもある。ボールが目の前にあると、人はいやでも視覚情報の影響を受けるからだ。
そもそもパットの違和感が生じたのも、転がりのいい球を打ちたくて、ボールの赤道付近をアッパー軌道で打とうとするうちにフェースの開閉など余分な動きが加わり、引っ掛ける球が出るようになったのだった。ボールを操るスポーツでちょっと矛盾して聞こえるけれど、うまく打つにはボールへの意識をなくすことが実は近道だ。
パッティングでは「頭を動かさない」「球のある場所を見続ける」などといわれる。私の意識は「ボールを追わない」という表現だとしっくりくる。パットにとどまらずショットすべてでそう。ボールを意識すればするほど自然と体が突っ込んでいく。スイング軌道の中でたまたまボールが当たった、ぐらいの感覚を磨きたい。
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June 05, 2020 at 01:00AM
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不調脱出のヒント 球を意識せずスイングを - 日本経済新聞
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