新型コロナウイルスの影響で精神的に病んでしまった自分を描いた漫画「最強の筋トレ論を教わった話」がSNS上で話題となっています。コロナですべての計画が狂い、さらに外出禁止が重なって病んでしまった女性。ある日、「未来を思うと焦りが止まらない」と彼氏に相談すると…という内容で「目からウロコ」「言葉が刺さりました」「すてきなアドバイス」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。 【漫画】本編を読む
軽いうつのような症状が数カ月…
この漫画を描いたのは、かいし（ペンネーム）さん（24）です。イラストレーターとして活躍しています。2018年1月ごろから、インスタグラムに漫画を掲載し始め、現在は「中国あるある」シリーズや「アイデンティティの話」などを描いています。note（アカウント名・kaixij）への投稿も始めました。 Q.今回の漫画を描いたきっかけは。 かいしさん「自粛生活で精神を病んでしまったことがきっかけで描きました。勤務先の厳しい方針で、3月から絶対的に外出禁止になり、精神的に参って、気付けばベッドから起きられない日々が続いていました。みんな、自粛中に有意義なことをしているだろうに、自分は何をやっているんだ、でも、体が脳の言うことを聞かない、そんな状態でした」 Q.この後、自粛期間中は焦らずに生活できましたか。 かいしさん「数カ月間、軽いうつのような症状が起きていたものの、だんだんよくなっていった気がします。もともと競争心が強い性格なので、まったく焦らなくなったと言ったらうそですが、ゆっくりでも続ける方が大事だと思いました」 Q.普段から、彼氏さんには悩みなどを相談するのでしょうか。 かいしさん「お互い、悩みは気軽に相談しています。お互いの経験や考え方をシェアすることで、『答え』になっているのだと思います」 Q.この出来事をきっかけに、かいしさんの考え方や行動は変わりましたか。 かいしさん「そうですね！ 以前は何事もハマるとやり過ぎて、すぐ燃え尽きる癖があったので、今はもう少しやりたいと思っても、やり過ぎないことを目指しています。今回のことは筋トレじゃなく、すべてのことに当てはまるなあと思っています。意識することで、燃え尽きることも少なくなったと感じています。インスタグラムの漫画も自分にとって、ストレスにならない頻度で上げるようになりました」 Q.気を病んでいたとのことですが、現在の状態は。 かいしさん「今はリハビリ時期に入り、少しずつ、家でできる運動を始めています。精神的に本当につらかったときは体が動きませんでした」 Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。 かいしさん「『頑張り過ぎないことの大切さ』を改めて感じたという意見が多かったです。特に日本には責任感が強い方が多く、頑張り過ぎる方がとても多いと感じたので、『頑張り過ぎない文化』も広められたらいいなと思っています」
オトナンサー編集部
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August 18, 2020 at 05:10AM
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【漫画】コロナで精神を病んだ女性…“筋トレ”を例にした彼氏の助言に思わず涙 「目からウロコ」（オトナンサー） - Yahoo!ニュース
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