中日のドラフト1位・高橋宏斗投手(18)=中京大中京高=が14日、16日からの第4クールで変化球の本格解禁を熱望した。2軍首脳陣も前向きで「完成形は岩瀬」との声も上がるスライダーに期待が高まる。同日はオキハム読谷球場のブルペンで捕手を座らせ、今キャンプ最多の51球、最速は146キロだった。
投手としての本当の姿を、高橋宏が披露するタイミングを待ちわびている。今キャンプ5度目のブルペンでの投球練習を終え、第4クールの狙いを短く言葉にした。
「変化球を投げていないので、そこに関しても投げていきたいと思います」
門倉2軍投手コーチも、優先課題の直球の質が向上が進んでいることを認める。そして「もちろん状態を見ながらだが、可能性はあります」とより実戦的な段階へのステップアップを示唆した。
ブルペンで直球47球の合間に挟んだ4球のカーブは、あくまで右腕の横振りの矯正器具の役割。ベース手前でワンバウンドしても気にしなかったように、精度は度外視している。一時的に球種としてカウントしていない状態だ。
「不得意なボールはないんで」と多彩な球種を操る中で、最速154キロの直球と並ぶ決め球候補となるのはスライダー。中学生で初めて覚えた変化球。「高校時代も空振りを取ったり、打たせて取ることもできた。軸になる球」と信頼は厚い。
そんなスライダーの進化の可能性を指摘するのが、高1の高橋宏をスカウトとして追った佐藤充スコアラー。7日に高性能弾道計測器「ラプソード」で直球を解析した際に、スリークオーター気味の腕の角度に着目。竜のレジェンドとの共通点を見いだした。...
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