世界反ドーピング機関(WADA)は25日、パリで理事会を開き、新型コロナウイルスワクチンの構造をまねして遺伝子ドーピングを試みるケースが出るかもしれないとして、対策の必要性を共有した。
ドーピングに悪用されかねないとみているのが、遺伝子を用いたメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンだ。mRNAワクチンが人類に投与されたのは、新型コロナワクチンが初めてだった。
このワクチンは、たんぱく質のもとになるRNAの状態で接種し、体内でたんぱく質を作る。
こうした過程を悪用して、競技力の向上につなげられないか。そう考える科学者がいてもおかしくないとWADAは指摘する。
もし実現したら、人工の遺伝…
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