あっという間に、もう師走。「男の子向け」「女の子向け」にとらわれないクリスマスプレゼントを、子どもに選びたい人もいるかもしれません。娘が「ピンク星人」になった経験から「女の子は本当にピンクが好きなのか」の著書がある文筆家、翻訳家の堀越英美さん(48)に、子どもの服やおもちゃをどう選んできたかや、理系玩具について聞きました。
上の娘が保育園児の頃、薦めていないのにピンク好きの「ピンク星人」になりました。お友だちの女の子たちも同じだったので驚きました。女の子はピンクが生まれつきに好きなのか、社会の影響が大きいのか。ピンクをテーマに無意識の刷り込みを国内外の事例から探る本を書くきっかけになりました。
子どものものについては、使う期間が短いおもちゃや服は子どもが好きなものを、学校の絵の具セットや裁縫セットのような長く使うものは、好みが変わっても使えるものを一緒に選んできました。娘は中学生になりましたが、幼い頃の服選びと違って、今はけっこう親の意見を取り入れてくれます。色の好みも年代で変わっています。
幼い娘がピンク好きになったのを機に、「女の子は本当にピンクが好きなのか」(河出書房新社)を書いた堀越英美さん。後半では、子どもの好みも尊重した理系玩具など、性別にとらわれない玩具について語っています。
性別分けを超えた玩具、日本でも
欧米では、ピンク色やプリンセスが好きという気持ちを尊重しつつ、技術や物作りへの関心を育てる女児向け組み立て玩具が、新しいジャンルを切り開いています。科学、技術、工学、数学の英語の頭文字をとってSTEM玩具と呼ばれます。科学や実験、工作の要素が入っています。
従来の性別分けを超えた玩具…
からの記事と詳細 ( 子どもの服やおもちゃ、どう選ぶ? ジェンダーレス時代のヒントとは - 朝日新聞デジタル )
https://ift.tt/31kfpVv
No comments:
Post a Comment