よく分かる! 家計管理のヒント=2
暮らしを守る
食材選びなどで物価高対策/ファイナンシャルプランナー 氏家祥美
値上げのニュースが相次ぎます。暮らしを守るために、物価高への対応方法について考えていきましょう。
まずは食費の対策から。ニュースやワイドショーを見ていると、値上げが発表されたものの多くが輸入品を原材料にした加工食品だと気が付きます。具体的には、インスタントラーメンやパスタ、お菓子、飲料、調味料などです。ウクライナ侵攻の影響で小麦粉や油が品薄状態であるのに加えて、急激な円安が価格の高騰に大きく影響しています。
そこで今まで以上に心掛けたいのが「食材選び」です。例えば、円安や輸送コストの値上がりの影響が少ない国産の「コメ」に注目してみましょう。同様に、近隣で採れた旬の食材を選んで調理するのも値上げによるダメージを減らす方法といえます。なにより、加工品を減らしてコメや旬の食材が食卓に並ぶ機会が増えれば、健康が増進し医療費の節約にもつながりそうです。
購入した食材は、「使い回し」と「使い切り」を意識しましょう。例えば、お肉は大容量パックだと安く買える傾向がありますが、必要以上の量を一度に使って食べ過ぎたり、使い切れずに廃棄したりでは元も子もありません。大容量パックを購入したら、お肉を小分けにして、その日に使わない分は冷凍保存しておきましょう。
電気やガスなど光熱費も上がっていますが、調理の下準備や洗濯など、まとめられる作業はなるべくまとめて回数を減らすと節約につながります。
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