綾瀬はるかさんが世界を旅して、その土地に住む人々の暮らしをみつめる「ハルカカナタ」。
今回の舞台はフランス。首都パリから南仏プロヴァンスを旅して3人のマダムに出会いました。
綾瀬さんは30代半ばごろから徐々に「自分は何をして生きていきたいのか、大事なことってなんだろう」と考えるようになったといいます。
自分らしく生きるフランスのマダムたちから綾瀬さんが感じた幸せのヒントとは何だったのか。
旅の思い出や番組の見どころを聞きました。
Q. フランスはいかがでしたか?
出会ったマダムたちから共通して感じたのが、自分の好きなことや楽しめることを大事にして、身近なところから人生の日々を豊かにしていくということでした。そういった姿を見られて、自分がこれからお手本にしたいと思えるマダムたちから話を聞けて心が豊かになる旅でした。
カメラが回っていることを忘れるような、とにかくその場所で自分が感じたことを大事にしていました。本当にどの瞬間もすてきで幸せすぎて、この瞬間を逃したくないと思ってしまうほどでした。
特に「タタンの女王」と呼ばれるマミーは、すごくパワフルでチャーミングだったのが印象に残っています。旦那さんとの関係もすてきでしたし、おうちのいたる所におもてなしの心がちりばめられていて、そういったユーモアの部分もすてきでした。本当、目に見えない細部にたくさんの彩りが詰まっていて、とても感銘を受けました。
タルトタタンはすごくおいしかったですし、作るのも楽しかったです! ただ習ったレシピを帰国してから家でやろうと思ったのですが、作りながら『あ、これ無理なやつだ』って(笑)。
マミーと作ったとき、私は助手的な立ち位置だったのですが、1人でやるには相当失敗を繰り返しながらやらないと、生地作りやいい焼き加減などは分からないなって思いました。
Q. 改めてマダムたちから何を感じましたか?
日々の何気なく、さりげない小さいことをすごく大事にされているなと感じました。
例えば庭で花を摘んでそれを飾るとか、誰かのためにごはんを作るとか、そういった生活のすべてに愛が詰まっていて、マダムたちはそれを楽しみながら、自分で小さな幸せを増やしていっていて、愛を循環させているのだなというふうに感じました。
忙しくなると、そういった気持ちって薄れがちになってしまいますが、帰国してからも日々の小さなことを大事に、今あるこの瞬間にどれだけ自分が幸せを感じられるか、自分をそういう方向にもっていけるかが大事だと思って心がけるようにしています。
Q. 次はどこに行ってみたいですか?
ここ!という国は今のところ特にないのですが、違う国の女性の方がどんなライフスタイルを送っているのか、何気ない日常にすごい興味があります。
私は日本で生活していますが、世界は広いので、その国の人たちが日々何を感じているのか、何を食べてどういったことを大事にして生活されているのかを見たいし知りたいです。
Q. 番組を楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします。
この番組は豊かさしかない、見ていて幸せになる番組になっていると思います。
若い10代の方もマダムたちの言葉を聞くと『こんな大人になりたい』って感じると思うし、逆にお年寄りの方は『自分たちの生活をもっとこうしてみよう』って感じるヒントになると思うので、本当に世代を問わず多くの方々に、私と一緒に旅している気持ちで見ていただけたらうれしいです。
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