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Friday, June 21, 2024

進化した技術ヒントに/ハンガリーでE&E国際会議/道建協調査団が参加 - 日刊建設通信新聞

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オープニングセッション

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調査団のメンバー

 【ブダペスト=阿部真莉映】 欧州アスファルト舗装協会(EAPA)と欧州アスファルト協会(Eurobitume)の共催で、4年に1度開かれているアスファルト道路に関連する「E&E国際会議」の第8回会議が現地時間の19日、ハンガリーのブダペストで開幕した。舗装材料や施工方法などについて、21日まで論文発表や討議、技術展示が行われる。日本からは日本道路建設業協会が派遣した調査団のメンバー15人が参加している。
 オープニングセッションでは、欧州アスファルト協会のパベル・クリス会長が「(会議では)重要なトピックスを多く用意している。ワークショップやディスカッションに、ぜひ参加してほしい」と述べた。
 続いて、EAPAのリーフ・ポンプ会長は「活発にディスカッションしてほしい。素晴らしい会議になることを祈っている」と呼び掛けた。
 会議の開会に当たり、日本調査団の野尻和秀団長(NIPPOエンジニアリング部長)は「調査団の参加は8年ぶりだ。社会的な要望事項が変化する中で、最新の進化した技術に触れることのできる機会であり、技術を日本に持ち帰ることを期待している」と述べた。また、「カーボンニュートラルや持続可能性などがキーワードとなっている。合材工場での再生可能エネルギーの利用など、他国の取り組みがヒントになるのではないか」と会議で着目するポイントを語った。

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