株式会社SNKは7月19日、「NEOGEO mini」と「NEOGEO mini INTERNATIONAL Ver.」の生産を終了すると発表した。両機種は、SNKブランド40周年を記念して2018年7月24日に発売。それから1年が経ち、40周年が終了するため生産終了するとのことだ。
NEOGEO miniは、アーケード筐体をモチーフにしたコンパクトな本体に、『ザ・キング・オブ・ファイターズ』や『餓狼伝説』、『メタルスラッグ』など、NEOGEOの名作40タイトルを内蔵するゲーム機だ。テレビに繋いで楽しめるだけでなく、3.5インチの液晶ディスプレイを搭載し本体だけでもプレイできる点が、ミニファミコンなどほかのミニコンソールとは大きく異なる。本体に搭載されたジョイスティックとボタンでプレイできるほか、NEOGEO CDのコントローラーを模した「NEOGEO mini PAD」も発売されており、協力・対戦プレイも可能だ。NEOGEO mini INTERNATIONAL Ver.は、筐体デザインや一部収録タイトルが異なる海外版である。
残念ながら生産終了となってしまったNEOGEO miniだが、SNKオンラインショップや一部小売店では引き続き販売しているとのことなので、購入を迷っていた方は在庫の残っているうちに入手しておくと良いだろう。また、NEOGEO mini PADなどの関連アクセサリもまだ販売されているようだ。
なお、今年6月に発売された「NEOGEO mini サムライスピリッツ限定セット」については生産終了の対象ではないようで、販売も継続するとのこと。スケルトンデザインの本体とNEOGEO mini PADがセットになっており、「覇王丸」バージョン・「ナコルル」バージョン・「橘右京」バージョンの3色が用意されている。収録タイトル数は40本と変わらないが、初代『サムライスピリッツ』や『サムライスピリッツ 斬紅郎無双剣』『サムライスピリッツ零』など、通常版のNEOGEO miniには未収録だったタイトルに一部差し替えられている。
2019-07-19 15:10:03Z
https://automaton-media.com/articles/newsjp/20190719-97809/
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