米アップル関連情報サイトMacRumorsは、SafariやYouTube、Excelなどにおいてタスク切り替えから再び戻ると、再読込されてゲームの途中経過や書きかけのメールが消えたとの報告をまとめています。さらに、これらの症状は両OSでのメモリ管理に不具合があるとの推測も述べています。
以下、MacRumorフォーラムに寄せられた報告の一例です。
iPhone 11 ProでYouTubeのビデオを見ていました。ビデオを一時停止して、iMessageでテキストメッセージに返事を書きました。ざっと1分未満でしたが、YouTubeに戻ると、アプリがリロードされ、視聴していたビデオが失われました。これはiPad Proでも何回も起こったことです。アプリとSafariのタブは、iOS 12の時よりもはるかに頻繁に再読み込みされます
Excelでスプレッドシートを作成して、途中で10分ほどYouTubeに切り替えました。それから戻ると、Excelがメモリから消えていました。それだけでなく、Safariのすべてのタブもメモリから消去されていました。
iOS 12は完璧でした。(iOS 13.2では)Safari、Instagram、Facebookなどのアプリに復帰するたびにリロードされるため、iOS 12が恋しいです。
そしてアーティスト兼デザイナー、開発者でもあるNick Heer.氏はブログで「iOS 13.2は積極的にバックグラウンドのアプリやタスクを強制終了する」とぼやくエントリを書いています。
私はカメラ(アプリ)に慣れていて、開いている全アプリをiPhone Xのメモリから消去していますが、iOS 13.2はバックグラウンドのタスクを強制終了する以上のことを行います。今日、私はメッセージのスレッドとSafariのレシピ表示を切り替えて使っていましたが、各アプリはフォアグラウンドになるたびに完全に更新されました。これは、iOS 13のシステム全体で常に発生します。Safariはバックグラウンドでタブを1つも開いたままにできず、すべてのアプリがゼロから起動します。iOSの使用は、マルチタスク前の時代に後退したように感じます。
さらに開発者のMichael Tsai氏は、個人ブログに様々な人々の苦情ツイートをまとめています。iPhone 7から最新のiPhone 11まで、新旧の機種を問わずに発生していることが窺えます。
このほかにも、Twitterのスレッドや大手掲示板Reddit、アップル公式サポートコミュニティに至るまで、同様の苦情が複数報告されています。今のところアップルの公式コメントはありませんが、動きがありしだい本誌でもお伝えする予定です。
2019-11-01 07:45:00Z
https://japanese.engadget.com/2019/11/01/ios-13-2-ipados-13-2/
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