さまざまな職業を経て、イラストレーターに転身
祭さん 小さい頃から絵を描くのが好きで、ずっと趣味で漫画などを描いていました。何度か転職活動を経験したのですがうまくいかなくて…。そこで失敗してもいいから、絵の世界に挑戦してみようと思い、イラストレーターの仕事を始めました。また並行してTwitterで漫画やイラストを投稿していたのですが、ある編集者の方に見つけていただきまして。そこから本格的にイラストレーターとして活動できるようになった感じです。
――ラブコメやアクション、ホラーなどいろいろなジャンルがある中、なぜレシピ漫画を描いたのでしょうか?
祭さん Twitterで「これオススメだよ!」という料理系のイラストを投稿していたら、「作ったよ〜」というリプライをもらうことが増えまして。そこで、もっと分かりやすく伝えたいと思い、レシピ漫画を描くようになりました。
――もともと料理するのが好きor食べることが好きですか?
祭さん 食べることは、もちろん大好きです(笑)。あとは料理に限らず、何か作ることが好きだったり、幼少期から父子家庭だったり…という理由で料理をするようになりました。
――祭さんの漫画がネット上で広まったきっかけは、「白菜の黒いブツブツ」について描いた作品と拝見。RT数が10万を超えるなど、Twitter上でバズっておりましたが、ここまで広まると予想されていましたか?
祭さん 全く予想していなかったです…。野菜の卸会社で得た知識で、「みんな知っているかも」と思いながら描いたので、ここまでの反響は驚きました。
一番バズった『瀕死飯!』は、キャベツとひき肉を使った“瀕死スープ”
祭さん 疲れ切った時にサッと作ることができる料理を『瀕死飯!』と名付け、Twitterで投稿していたのですが、たまたま編集者の方に見つけていただきまして。書籍化まで至りました。
――なぜ疲労度ではなく“瀕死レベル”で表現することにしたのですか?
祭さん 「時短」や「簡単」「調理時間○分」という言葉よりも分かりやすいと思い、タイトルとかけて“瀕死レベル”で表現しました。
――Twitter上で最もバズった『瀕死飯!』は?
祭さん 現在の『瀕死飯!』とコンセプトが少し違いますが、「キャベツとひき肉の野菜スープ」はバスりましたね。約2年前に投稿したものですが、“瀕死スープ”と呼んでくださる方もいて。現在でも寒くなると「作りました!」というリプライが飛んできたりします。
――『瀕死飯!』を描いていて、苦労する点は?
祭さん レシピを作るのに毎回苦労します。連載は毎週更新なので2週に1回くらい。まとめて3品のレシピを編集者の方にチェックしてもらうのですが、どうしても浮かばない時は1品ずつ送っています。
――『瀕死飯!』を描くようになって、あえて自ら“瀕死”状態に陥ることもあるのでしょうか?
祭さん あります!(笑)締切に追われて瀕死状態にもなりますが、フリーター時代の繋がりで、年に何度かバイトに呼ばれて外で働いているときに「イラストレーターではない自分の瀕死状態」が起こったりしますね。
手料理は、調理時間や完成した達成感が食後の満足感に繋がっている
祭さん 会社員時代の同僚が「自分で作ったご飯が一番お腹にたまる感じがするよね」と話していて、「確かに」と思ったんですよ。でも「何でだろう?」と考えた時に、調理をしている時間や完成した達成感も食後の満足感に繋がるのではと気付き、“コンビニ飯”よりも手間のかかる手料理を紹介しています。
――『瀕死飯!』を通して伝えたい想いとは?
祭さん 『瀕死飯!』を読んでくださる方って、疲れている人が多いと思うので。「今日もお疲れさま。これでおいしいご飯食べてね」と思いながら描いています。
――祭さんの今後の目標は?
祭さん まずは『瀕死飯!』の2冊目を出したいです(笑)。あとはいろんなジャンルの漫画も描いていきたいと思います。
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December 17, 2019 at 10:00PM
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Twitterで10万RT超のレシピ漫画『瀕死飯!』 “毎日が瀕死”の状態でも手料理にこだわるワケとは? - ORICON NEWS
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