海賊版サイト「漫画村」を巡る著作権法違反事件で、サイト運営を主導し違法に得た広告収益を複数の口座に隠したとして組織犯罪処罰法違反（犯罪収益隠匿）の罪に問われた星野路実被告（28）の公判が5日、福岡地裁（太田寅彦裁判長）であった。星野被告は罪状認否で「収益は犯罪収益にあたらず、隠していない」と起訴内容を否認した。
起訴状によると、2016年12月～17年11月、漫画村の運営で得た広告収入計約6200万円を複数の海外口座などに入金し、犯罪収益を隠したとしている。
星野被告は男女3人と共謀し、17年5月に漫画「ワンピース」と「キングダム」の画像データをインターネットを利用する不特定多数が見られるように公開したとして著作権法違反罪にも問われている。同罪については19年12月の初公判で「責任はあると思う」と起訴内容を認めている。
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February 05, 2020 at 01:37PM
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漫画村元運営者、犯罪収益の隠匿を否認 福岡地裁 - 日本経済新聞
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