Pages

Sunday, March 29, 2020

【漫画つき】巨大な雲を作ったり謎の馬車を手配するADが、漫画家になったお話(telling,) - Yahoo!ニュース

会社員の私がなぜ漫画家をしているのか

現役テレビ局員、漫画家と、マルチに活躍する真船佳奈さんの最新単行本『オンエアできない!DEEP』(朝日新聞出版)が3月19日に発売されました。テレビ業界で働く人々のリアルな姿を、爆笑エピソードを織り交ぜつつ漫画に描いたこの作品。執筆に至った経緯や、漫画を描くことで人生がどう変わったのかについて、真船さんご自身に綴っていただきました。

【漫画はこちら】「ポンコツAD」が漫画を描いて自信を取り戻すまで

皆さんこんにちはーーーー! とっても元気に挨拶をしてみました。

今日は「バラエティ番組にゲスト出演している女優が始終ヨソイキの顔していると思ったらラスト30秒でいきなり滔々と出演映画の告知をしはじめる」みたいなテンションで自身の漫画の宣伝を滔々とさせていただこうと思う。

telling,さんでは2018年の4月くらいから「親指レディOLサム子」という漫画や、「#最高に楽しいぼっち旅をしよう!」という企画、最近では「#最高にマイペースな結婚をしよう!」という企画をやらせていただいている。かなり自由にいろいろ書かせてもらって「ほんとに渡る世間に鬼はないねえ、ありがたや…」と毎夜 “朝日新聞の神”に感謝して晩酌している次第だが、普段の私はテレビ局で働いているしがない会社員である。

そんな私がどうして会社員をやりながらマンガを描き始めたのか、そしてそれがどんな効果があったのか、めちゃくちゃ語りたいのでお付き合いいただきたい。
まずはこちらのマンガ(上のリンク)をどうぞ。

「仙人の情報がほしい」。無理難題に悩まされたAD時代に描き始めた漫画

私が漫画を描き始めてデビューしたのは、今から3年ほど前のこと。
当時は制作局という番組を作る部署にいて、音楽番組のディレクター兼AD(アシスタントディレクター)みたいな仕事をしていた。

テレビのADというと「なんか臭そう」とか「なんか辛そう」とか、「なんの仕事してるかよくわからない」というイメージを持つ人が多いと思うが、割と全部大正解である。

「バラードの歌中にハトを飛ばしたいから、ハト業者探して」と言われりゃあ、それこそハトが豆鉄砲くらったような表情を浮かべながら片っ端から電話して探したし、
「馬車で日本一周する番組を作りたいんだけど、どうしたらいいか調べて」といわれりゃ馬車馬のように情報を探し回った(うまいこと言ってない)。

「地球の裏側にいる仙人の情報がほしい」とか、「スタジオに巨大な雲を作るから綿を30キロ買って作って」とか、「おい かぐや姫だってもうちょっと現実的な注文出してたぞ!」と突っ込みたくなる、火鼠の皮衣的宿題に毎日頭を悩ましていた。

おまけに私は生粋のポンコツADだったため、毎日アホみたいな失敗をしては怒られていたし、そのたび結構な年齢なのにわあわあ泣きわめいていた。こわない?

そんな私が、唯一得意だったのは絵を描くこと。
映像の世界ではイメージを言葉だけでなく視覚的に伝える作業が大事なので、イメージを伝えるために絵コンテを描いたり、セット図を描いたりするのだけは重宝された。

私は極度の人見知りで、怖い先輩を前にすると言葉が出てこなくなったり、ひどいときは過呼吸になりかけたりするのだが、絵を描いて説明しているときは平気だった。

テレビの職場 ってめちゃくちゃお話が上手な人が多い。そんな中、ポンコツで口の立たない私は 現実世界では「何言ってるかよくわかんねえやつ」だったけれども、絵で何かを伝えるのだけは好きだった。(いや、そんな言うほどうまくもないんだけど)

いつの間にか、「制作局であった変な出来事を漫画で描き溜めておこうかな」という気持ちに至り、ノートに少しずつADのお仕事漫画を描くようになった。

【関連記事】

Let's block ads! (Why?)



"漫画" - Google ニュース
March 29, 2020 at 05:01AM
https://ift.tt/39opnTJ

【漫画つき】巨大な雲を作ったり謎の馬車を手配するADが、漫画家になったお話(telling,) - Yahoo!ニュース
"漫画" - Google ニュース
https://ift.tt/2Yphqd6
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

No comments:

Post a Comment