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Tuesday, March 24, 2020

【ヒント&ピント】 青果物 「旬」のいまが食べ時 - 農業協同組合新聞

2020.03.24 
【ヒント&ピント】 青果物 「旬」のいまが食べ時一覧へ

 近年は施設栽培の普及で〝旬〟が分からなくなったが、青果物には〝旬〟がある。販売額アップという経営上の目的はあるが、やはり青果物は季節に合った〝旬〟のものがおいしい。それをうまくアピールするのも広報誌の役割。イチゴ、ミニトマト、ホウレンソウで、その事例を拾った。

JA兵庫六甲「Wave Rokko」◆〝イチゴ日和〟で
JA兵庫六甲「Wave Rokko」
 「春キタル イチゴ日和」と銘打って、イチゴの特集を組んでいる。12月から出荷が始まるイチゴだが「本来の旬は春」と説明を付け、店頭では見る機会のない可憐な白い花とともに、簡単な栽培方法や品種を紹介。
 見た人が思わず食べたくなれは、細かい説明は不要。「生産地に近い直売所だからこそ、手に入る完熟イチゴは格別」とJAの直売所もアピールしている。

JAさが「もぐっとさが」(佐賀県)新規就農でホウレン草
JAさが「もぐっとさが」(佐賀県)
 ホウレンソウを、それに取り組む新規就農者と一緒に取り上げており、こういう紹介の仕方もあるという見本といえる。
 前半は、就農者の人物と新規就農者をサポートする「トレーニングファーム」を紹介し、ファームの指導員のエールも掲載。後半はホウレンソウについての「まめ知識」、それに「ホウレンソウ農家のとっておきレシピ」で、生産部会会長の夫人を登場させているところがうまい。

JAながさき県央「みのりん」彩りにミニトマト
JAながさき県央「みのりん」
 ミニトマトは最近の人気野菜の一つ。この時期が必ずしも〝旬〟ではないが、春のシーズンにはミニトマトが似合う。特に「食べやすく、甘酸っぱい 栄養価も抜群!お弁当にも彩りを与えるひと品」として紹介。
 「サイズが小さく、カットも手間いらず。お弁当の彩りにも重宝」とアピール。表紙にミニトマト農家、別ページでミニトマト部会を紹介し、全体で18㌻のうち6㌻をミニトマトに割いている。

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