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Sunday, April 26, 2020

静岡サッカー 王国復活のヒント:静岡 - 中日新聞

◆Jリーグ支える力に

静岡学園高元監督 井田 勝通さん<下>

全国高校サッカー選手権で優勝し、笑顔を見せる静岡学園の井田勝通元監督=1月13日、埼玉スタジアムで

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 静岡サッカーに活力をもたらすには、やっぱりJリーグの力が大きい。一九九九年のJ1で、第一ステージを制したジュビロ磐田と、第二ステージで優勝した清水エスパルスが年間優勝を懸けてチャンピオンシップを開催したが、あれに県民は熱狂した。現在J1の清水とJ2の磐田に、ともにJ1で優勝争いできるだけの力を備えてほしいと痛切に思う。

 静岡学園高と静岡学園中は、清水のユース(高校)やジュニアユース(中学)と試合をすることもあるので、清水の下部組織には素晴らしい力を持った選手が大勢いることを知っている。しかし、それが、なぜトップに昇格した後、大きく伸びてこないのか。

 最近では、FW北川航也選手(23)=オーストリア・ラピッドウィーン=が日本代表になったが、ほかはどうしたのか。例えばMF石毛秀樹選手(25)。U−17(十七歳以下)ワールドカップ(W杯)で大活躍し、大きく成長すると期待したが、伸びていない。

 プロの世界で怖いのは「こんなものでいいだろう」と日々の努力を怠る甘えだ。それは試合のパフォーマンス低下につながる。

 一方、磐田は、年間優勝三回を支えたベテランから若手への世代交代が遅かった。磐田フロントとしては、功労者を大切にして引退へと導きたかった。しかし、そこを見誤り、世代交代が遅れた。

 磐田黄金期、ライバルとして争っていた鹿島アントラーズはプロサッカーをビジネスとして扱い、情を挟まなかったことで成功を収めた。ベテランは早めに契約を打ち切り、若手の出番を増やした。(元ブラジル代表のジーコさんが導入した、緩急をつけたサッカーで相手を崩す戦術の)ジーコサッカーも草創期から変わらない。磐田フロントも目指すサッカーに向け、努力してもらいたい。

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