娘と耳が聞こえない自分がつながる喜びを描いた漫画「耳がきこえないマッマと耳がきこえるムッスメ。」がSNS上で話題となっています。耳が聞こえない両親の元に生まれた、耳が聞こえる娘。まだ2歳の娘の言葉やしぐさは拙く、何を伝えているのか分からないもどかしさがありましたが…という内容で「涙が止まりません」「感動しました」「つながるってこういうことなんですね」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
耳が不自由な親の子育てを発信
この漫画を描いたのは、会社員のうささささささささ(ペンネーム)さんです。インスタグラムやツイッターで、2歳になる「ムッスメ」の育児絵日記を発表しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
うさささささささささん「ムッスメの一つ一つの成長を記録したい、耳が聞こえない親の育児がどんなものか発信してみたいという2つの思いがあり、2019年6月から描き始めました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
うさささささささささん「ムッスメの世界(聞こえる世界)と自分の世界(聞こえない世界)が『つながった!』と確信したときの、あの感動を忘れたくなかったからです」
Q.娘さんは簡単な手話を使っていますが、家で自然に覚えたものですか。
うさささささささささん「家で教えていくうちに自然と覚えてくれたようです。最近は、保育園で覚えたお歌の身ぶりと混ざってしまっていますが(笑)」
Q.娘さんとのコミュニケーションギャップを埋めるために心掛けていること、実践していることがあれば教えてください。
うさささささささささん「ムッスメが何かを私に伝えようとしているけれど、それがどうしても分からない。そういうときは『ママは耳が聞こえないから、手を使ってお話ししようね』と、どうしてムッスメの言っていることが分からないのか理由を話すようにしています」
Q.今後、さらに困難な場面もあるかと思いますが、心構えなどはおありでしょうか。
うさささささささささん「そのときになってみないと分からないのですが…ムッスメを信じながら、家族みんなで乗り越えられたらと思っています」
Q.インスタグラムで子育てについて発信することで、どのようなことを伝えたい、知ってほしいとお考えですか。
うさささささささささん「『耳が聞こえないけれど、育児を頑張っているよ!』『こんなふうに乗り越えているよ!』ということを伝えたいです。また、読み手の周りにいる耳が聞こえない方と触れ合う、一つのきっかけになればと思っています」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
うさささささささささん「本当にいろんな方々から温かいコメントを頂くことができました。『自分の両親も同じような思いで育ててくれたのだろうか』とご両親を思う方もおられ、涙腺が緩みました。私の漫画が、ご両親を思い出すきっかけになれたことがとてもうれしいです」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
うさささささささささん「これからも同じように、ムッスメの育児日記、耳が聞こえない人の育児がどのようなものか発信できたらと思っています」
(オトナンサー編集部)
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April 19, 2020 at 05:58AM
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