「学校がないとやることがない」「子どもが一日中ゲームばかり」-。全国の多くの学校で休校が長期化し、自宅で過ごす時間にストレスや不安を抱える子どもや親の声が絶えない。福岡市のNPO法人「子どもとメディア」の山田真理子代表理事は「今は子どもの『好き』を伸ばし、発見できる貴重な時間。学校がない今だからこそできることを、じっくりやる時間にしてほしい」と呼び掛ける。
「自分がやりたいことは何か、考えることだけに1日を使ってもいいし、考えたことを1週間かけてやってもいい。こんな機会はもう二度とないかもしれない」。山田さんがそう語る背景には、毎日学校での勉強に追われる、忙しい子どもたちの現状がある。「本来学校は、子どもたちに自由な時間を与え、一人一人の『好き』や『得意』を伸ばすための場所。実際の学校は忙しく、時間を区切らずに好きなことをやることは許されていない」
ひたすら絵を描く、小説を読む、楽器を弾く、長編映画を見る、何十巻もある漫画を全巻読破する-。たっぷり時間がある今しかできないことは多い、と山田さんは強調する。
学校に対しては、子どもたちに学校と同じような生活を、家で送るよう求めないでほしいと訴える。「子どもたちに多くの宿題を出すのではなく、『学校がなかったからこそできたことは何か、学校が始まったら報告してね』と言ってあげてほしい」
親にとっても、今は子どもと長く触れ合える貴重な時間だ。「子どもに直してほしいところはすぐ見つかるが、いいところを見つけるのには時間が必要」と山田さん。「初めて見る表情や、これまで気付かなかった優しいところ、何でもいい。1日に一つ、子どものいいところをメモして過ごしてほしい」と話す。 (本田彩子)
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April 16, 2020 at 04:04AM
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休校、子どもの「好き」伸ばそう 絵を描く、漫画読破…貴重な時間 - 西日本新聞
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