世界で最もリアルなフットボールゲーム『FIFA 20』を攻略するうえで『守備』のマスターは絶対に欠かせない事項だ。現実世界でも同じように、相手が強敵であればあるほどその攻撃を防ぐことは難しくなる。
守備を強化するためには何が必要なのか？今回は守備のエキスパートになるためのいくつかのポイントを紹介していく。
目次
FIFA 20：ディフェンスの基礎
FIFA 20で負けが続いている？バカらしいゴールを何度も許してしまった？
これに対する最もシンプルかつ効果的な解決策は、ダッシュボタンを押すのをやめることだ。攻撃でも守備の時にも、ダッシュボタンを指から完全に離してしまおう。ダッシュはスタミナを奪うだけでなく、ボールをポゼッションしている際やディフェンスの際に、操作しているプレーヤーのコントロールを難しくしてしまう。
ダッシュは相手のウイングに裏を取られたり、ディフェンスラインが破られてしまったときに相手プレーヤーに追いつくための最終手段だと考えておいた方がいい。それ以外のディフェンスの際にダッシュを用いるのはバッド・アイデアであり、それが失敗の温床となっている。
もうひとつは、ディフェンスの陣形をできるだけ乱さないようにしよう。センターバックが前に出るのではなく守備的ミッドフィルダーにプレスをかけさせることで、ディフェンスラインの背後にスペースを作るのを防ぐことができる。
FIFA 20におけるオートディフェンスあるいはAIディフェンスは、過去のバージョンと比べてほとんど効果的ではない。センターバックと相手フォワードとの距離が近く、ボールを奪えそうな時に限り切り替えを行うべきだ。
ディフェンスの際にセンターバックをサイドに追いやるのもよくない。もし相手ウイングがサイドを広くえぐってきたら、サイドバックやミッドフィルダーに対応させよう。相手ウイングの選択肢は、ドリブルでエリア内に切り込んでくるか、エリアにクロスを供給するかのどちらかであるため、いずれにせよセンターバックが定位置にいる必要がある。
FIFA20：効果的な選手の切り替え
FIFA 20における他のシンプルで効果的な手段を挙げるとすれば、選手切替をオートからマニュアルに変更することだ。オートではR1/RBボタンを押せば、ボールに一番近いプレーヤーを操作できるようになるが、時々間違ったプレーヤーを選択してしまったり、複数のプレーヤーが順繰りに選択されることでポジショニングを誤ることがある。
マニュアルでは右のアナログスティックを使って操作したいプレーヤーを選択し、ディフェンスの際にはどのプレーヤーに操作を切り替えるのかを完璧にコントロールできる。時にはボールに最も近いプレーヤーではなく、相手を囲い込んだりパスコースをカットするために他のプレーヤーを動かすべき場面もあるのだ。
前述したように、ディフェンスの陣形はなるべく崩さずに、ミッドフィルダーとサイドバックを上手に活用すべきだ。マニュアルによる切り替えを用いれば、センターバックはポジションを維持しながら他のプレーヤーを操作することが可能となる。
FIFA 20：DFをコントロールする
FIFA 20で最も効果的なディフェンスはジョッキー（L2/LTボタン）でポジションに入り、スタンディングタックル（◯/Xボタン）でボールを奪うやり方だ。タイミングの悪いスタンディングタックルは空振りに終わってしまうため、相手アタッカーとの距離が近い時にしか利用できない。
囲い込み（✕/Aボタン）は相手に合わせてプレーヤーが動いてくれるため、過去のバージョンではかなり有効だったが、今のバージョンではディフェンダーとアタッカーとの距離が近づき過ぎてしまうため、ドリブルやスキルムーブの上手いフォワードが相手であれば、簡単にかわされてしまう。
チームメイトによる囲い込み、2人目の囲い込み（R1/RBボタン）は囲い込みと似ているが、これは最も近い味方プレーヤーをオートで近づきボールを奪おうとするものだ。これも過去のエディションまでのFIFAであれば有効だったが、今バージョンではディフェンスの陣形を崩す原因となり、相手のためのスペースを作ってしまうため諸刃の剣になってしまいかねない。
スライディングタックル（□/Bボタン）は、ディフェンスをしくじって完全に置き去りにされたときの最終手段にのみ用いるようにしたい。タイミングを間違えばディフェンダーは退場を余儀なくされ、相手の攻撃の機会を増やしてしまう結果となるだろう。
FIFA 20では、ボタンを長押しすることでスタンディングタックル・スライディングタックルのパワーを強めることができる。これによりタックルのレンジは広がるが、必要以上にパワーを上げてしまうと空振りに終わったり、ファウルを犯してしまう可能性も高まる。どんな場面でもタックルはゲージ2つ分が最大だと思っておこう。
FIFA 20：守備にベストな戦術は？
FIFA 20のフォーメーションの中には非常に攻撃的なもの（4-2-4など）もあるが、どんなフォーメーションを選ぶにせよ、カスタム戦術を用いて攻撃の際にも守備的プレーヤーに陣形を崩させないことで、守備と攻撃のバランスをとることができる。
サイドバックを含めたすべてのバックラインを「攻撃時に上がらない」に設定しておけば、相手コートでボールを奪われた場合でもディフェンスが対応しやすくなる。これにより、相手の素早いカウンター・アタックは非常に難しくなるだろう。
また、セントラルミッドフィルダーの守備設定を「パスコースを切る」にしておけば、コート中央付近でのボール奪取が期待できるためディフェンスが楽になるだろう。同様に、追いかける展開の際にはハイプレスも有効だ。ただし、リードを奪っている際には選手のポジションが乱れるためリスクが高い。
その他の有用なカスタム戦術を挙げるとすれば、セントラルミッドフィルダーに「DFの間を狙う」を設定することだ。これにより4バックを5バックに変形することができるし、ポゼッションの際にはミッドフィルダーがバックラインからボールを運び出すことも可能となる。
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