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Tuesday, May 12, 2020

漫画休載が続々、“3密”対応に追われる制作現場 作業に遅れ「スタッフの人数を最低限」(オリコン) - Yahoo!ニュース

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、制作に影響が出たことから漫画の休載が相次いでいる。ひとつの漫画作品だけでなく、漫画誌の発売が延期になるなど、漫画業界全体に影響を与えているが、制作現場では何が起きているのか? 各漫画誌の編集部・作家が発表したものをまとめると、“3密”を避ける対応で作業に遅れが出ている共通点があった。

【写真】今後、連載漫画の休載が増えると発表した『ジャンプ』編集部

 新型コロナウイルスの影響で大きく話題となったのは、『週刊少年ジャンプ』(集英社)の発売延期。集英社は4月8日に、同誌の編集部に勤務する40代社員が新型コロナウイルス感染の疑いがあることを公式サイトで発表し、4月20日発売予定の同誌21号(紙・デジタル版)の発売を1週間延期するとした。そして、『週刊少年ジャンプ21・22合併号』と号数を変更したうえで4月27日に発売した。

 「集英社では4月6日より、全社原則在宅勤務の対応をとって感染拡大の防止に努めておりますが、作家・関係者への感染リスクを考え、『週刊少年ジャンプ』編集部全体で作業を一時中断するということにいたしました」と説明。「作家・関係者の健康と安全を最優先に考慮するとともに、必死に執筆を続ける作家をサポートして、読者の皆様の心を明るくさせられるような漫画を届けていけるよう努力いたしますので、ご理解のほど、よろしくお願いいたします」と呼びかけた。

 これを皮切りに漫画の休載も目立つようになる。13日には『キン肉マン』(ゆでたまご 原作・嶋田隆司、作画・中井義則)が、週刊プレイボーイの公式サイト『週プレNEWS』を通して、新型コロナウイルスの影響で執筆作業に影響が出たことから、同作の更新(連載)を約1ヶ月間以上、休載することを発表した。

 「4月7日に発令された緊急事態宣言など、昨今の新型コロナウイルス感染拡大の社会情勢に鑑み、漫画原稿の執筆作業をこのまま平常運転で続けることはできない、と判断させていただくに至ったからです」と理由を説明。「我々の漫画原稿は原稿用紙に直接執筆スタイルなのでスタジオに大勢のアシスタントを集めて、毎週数日、長時間にわたり籠って、作画担当の中井を中心に指示をやり取りしながら作業を進めていく形を今も続けています」と作業の詳細を明かし「それがいわゆる“3密”すべてに当てはまるのではないかというのがひとつ」とした。

 5月6日には、人気漫画『ONE PIECE』の作者・尾田栄一郎氏が、作品公式ツイッター(@Eiichiro_Staff)にイラスト付きのメッセージを寄せ、執筆作業における新型コロナウイルスの対応策などを明かしている。

 「漫画はいつも通り毎日描き続けてますが、ONE PIECEは全作業がアナログなので、人が集まってのお仕事を避けられません」とし「したがってスタッフの人数を最低限にし僕自身も免疫を下げないように生活しなきゃいけません」と現在の制作環境を説明。

 その影響で「すると、もどかしい程、原稿やその他の作業速度が落ちてしまいます」と話し、「ゆえに、休載スパンが短かくなると思いますが、体調を崩して休むわけでなく、体調万全で描き続ける為に調整してるとご理解ください!!」と理解を求めた。

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May 12, 2020 at 11:46AM
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