
路上で生活をするホームレスの「おじさん」の存在から感じたのは、人間の持つたくましさと、それを見守る街の人情でした。マンガ投稿サービスを運営する「コミチ」とwithnewsがコラボし、「#わたしの信じてもらえない話」をテーマに作品を募集。大賞の漫画作品には、1年を通して見つめた、ホームレスの「おじさん」の変化が描かれています。作者の筑濱(ちくはま)健一さんは、自身も社会に投げ出された経験から、街の人情に「『おじさん』のように救われた」と話します。(朝日新聞デジタル編集部・野口みな子) 【マンガ本編はこちら】ホームレスの「おじさん」追い出さなかった商店街「同じ通りを歩く人は受け入れる」
「おじさん」の1年を描いた漫画「人情商店街」
筑濱さんは、妻・和子さんとの漫画家ユニット「筑濱カズコ」(@chittukun)として大阪を拠点に活動しています。今回描いた漫画「人情商店街」は、筑濱さんが20年ほど前、天神橋筋商店街(大阪府大阪市)で出会ったホームレスの「おじさん」をモデルに描かれたものです。 雪の降る冬のある日。主人公はホームレスの「おじさん」を見かけます。空き缶を集めて、家を作っている様子に、「楽しそうだった」と振り返ります。 季節は変わって春になると、おじさんは手作りの看板を掲げ、道の端っこで「人生相談」を受ける商売を始めていました。見ると、おじさんに涙ながらに人生相談をしている人もいます。 夏になる頃には、おじさんは占いに転向。いつしかきれいな看板や机を手に入れ、おじさんの身なりも清潔な服装になっていました。 秋、おじさんの姿は商店街から消えていました。おじさんの「卒業」を知り、主人公は「しまった 人生相談すればよかった」と、かすかなさみしさを抱くのでした。
ルールに縛られないおじさんの生き方「楽しそう」
「天神橋筋商店街は日本一長い商店街としても有名です。20年ほど前、商店街の近くにある扇町公園では、たくさんのホームレスの方がテントを貼って生活していました。そのホームレスの方たちが商店街に繰り出して、いろんなことをしていたんです」 そう振り返るのは、作者の筑濱さんです。筑濱さんは当時、イベント制作会社でサラリーマンとして働いていました。残業を終えた帰り道、地べたに座って、女性から人生相談を受けるホームレスの「おじさん」を見かけ、「面白いなと思った」と話します。 「サラリーマンって会社のルールの中で生きているんですよね。机の片付け方ひとつから決まっていて、人間関係もルールの中で距離感を測りながら築いていく。おじさんがしているのは学校で教えられていない生き方というか、おじさん独自のすごく自由な生き方だと思ったんです。『楽しそう』というのが、僕の感想でした」 それからおじさんに関心を持つようになると、みるみるうちにおじさんの服装や道具が変わっていくことに気づきました。ブレザーを着て、ズボンもきれいなものに。地べたから机になり、看板も絵の具を使った色鮮やかなものにグレードアップしていきました。 「おじさんは人の話を真剣に聞いたり、自分の経験を相手に伝えたりする技術が高かったのではないでしょうか」と筑濱さん。自ら生きる術を見つけて、試行錯誤していくおじさんの姿に、人間の持つたくましさを感じたといいます。
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July 23, 2020 at 05:00AM
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