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Sunday, July 5, 2020

巨人「扇の要」問題解決のヒントに? 中日A・マルティネス捕手が攻守で活躍 - ZAKZAK

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巨人「扇の要」問題解決のヒントに? 中日A・マルティネス捕手が攻守で活躍 (1/2ページ)

 巨人で“ポスト阿部”の正捕手問題が長引くなか、同じように“ポスト谷繁”で悩まされてきた中日が、意外な解決策を見出そうとしている。

 巨人は5日の中日戦(東京ドーム)で惜敗。敵軍の起爆剤となったのが、1991年のマイク・ディアズ(ロッテ)以来29年ぶりに、外国人として先発マスクをかぶったアリエル・マルティネス捕手(24)だ。

 2回に来日初安打をマークすると、6、7回にも安打を重ねて猛打賞の活躍。原辰徳監督(61)は「あまり見慣れていない光景ですよね。バッティングもシュアだしね。まだ若いんでしょ? 手ごわいと思いましたよ」と絶賛した。

 2018年にキューバから育成契約で来日した190センチ、95キロの大型捕手は、1日に支配下登録されたばかり。セ・リーグ他球団のスコアラーは「打撃もいいが、捕ってから返球するまでのテンポがいい。肩も強いし、ワンバウンドもしっかり止められていた」と守備面でも高評価を与えた。

 絶対的な正捕手だった谷繁元信が15年限りで引退後、後継者不在に悩んできた中日。毎年のようにドラフトで捕手を獲ってきたが、キューバからの思わぬ拾い物が扇の要候補に名乗りを上げた。

 一方の巨人もやはり、阿部慎之助(現2軍監督)が正捕手から離れた15年以降、後継者問題の答えが出ていない。最も多くのチャンスを与えられた小林は、打力が課題のまま31歳を迎え、今後の打撃覚醒を望むのは難しい。その小林が開幕早々に故障で離脱し、打撃が売りの大城も27歳ながらリード面は勉強中の身だ。この日は西武時代に正捕手の経験豊富な32歳、炭谷が先発した。

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