秋のマイル王決定戦「第37回マイルチャンピオンシップ」(G1、芝1600メートル)は22日、阪神競馬場で行われ、ルメール騎乗のグランアレグリア(牝4=藤沢和)が優勝。
3/4馬身差の2着にインディチャンプ、さらに首差の3着にアドマイヤマーズが入った。
勝ったグランアレグリアは父ディープインパクト、母タピッツフライの血統。通算成績は10戦7勝。安田記念、スプリンターズSに続くG1・3連勝で通算4勝目。史上8頭目の春秋マイルG1同一年制覇を達成した。過去には1985年ニホンピロウイナー、94年ノースフライト、98年タイキシャトル、99年エアジハード、2007年ダイワメジャー、15年モーリス、19年インディチャンプが達成している。
同一年のスプリンターズSとマイルCS制覇は98年タイキシャトル、03年デュランダル以来17年ぶり3頭目。牝馬の制覇は08年ブルーメンブラット以来12年ぶり6目となる。これまでは86年タカラスチール、90年パッシングショット、93年シンコウラブリイ、94年ノースフライト、08年ブルーメンブラットが勝っている。
鞍上のルメールは17回目の挑戦でマイルCS初制覇。これまでは04年ダンスインザムード、05年ダイワメジャー、16年イスラボニータの2着が最高だった。天皇賞・秋(アーモンドアイ)、エリザベス女王杯(ラッキーライラック)、マイルCSとG1騎乗機会3連勝。
今年のJRA・G1・7勝目で、これまではフェブラリーS(モズアスコット)、天皇賞・春(フィエールマン)、同・秋(アーモンドアイ)、ヴィクトリアM(アーモンドアイ)、スプリンターズS(グランアレグリア)、そして先週のエリザベス女王杯(ラッキーライラック)を制していた。JRA・G1年間最多勝は18年のルメールの8勝で、あと1勝と迫った。JRA・G1は通算34勝目となった。
藤沢和調教師は、1993年にシンコウラブリイ、97・98年にタイキシャトル、01年にゼンノエルシドで制しており、マイルCS歴代最多を更新する5勝目を挙げた。調教師の同一JRA・G1・5勝は藤沢和師自身の天皇賞・秋6勝に続き、グレード制を導入した84年以降で2例目。JRA・G1通算32勝目となった。
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