「釣りキチ三平」などの作品で知られる漫画家、矢口高雄さんが亡くなったことを受けて、出身地の秋田県横手市にあるまんが美術館には祭壇が設けられ、訪れたファンの人たちが矢口さんをしのんでいます。
11月20日に亡くなった矢口高雄さんが名誉館長を務める「横手市増田まんが美術館」では、26日、建物の入り口近くに祭壇を設置しました。
祭壇には矢口さんが気に入っていたというたばこを吸う横顔を写したモノクロの写真や、サインなどが書かれた紙を持って笑顔を見せている写真などが飾られ、その周囲を作品に登場するキャラクターのシールが取り囲んでいます。
25日夜、美術館の職員が急きょ準備し、26日は午前中から矢口さんへの哀悼の意を示そうと、訪れたファンが写真に向かって手を合わせていました。
訪れた地元の50歳の男性は、「訃報を聞いてファンだったので来ました。病気と最後まで戦ったと思うので、ゆっくり休んでほしいです」と話していました。
横手市増田まんが美術館の大石卓館長は「訪れた人が矢口さんへの思いを届ける場所にしたいと思い設置しました」と話していました。
美術館では当面、祭壇を設置するほか、ホームページでは矢口さんへのメッセージも受け付けています。
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November 26, 2020 at 12:49PM
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漫画家 矢口高雄さん訃報受け出身地に祭壇 秋田 横手 - NHK NEWS WEB
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