米大リーグ機構(MLB)が開幕延期とレギュラーシーズン154試合制を選手会に提案していたことが31日(日本時間2月1日)に分かった。米ヤフー・スポーツのティム・ブラウン記者が自身のツイッターで「MLBが金曜日(29日=同30日)に選手会に154試合、給料全額支給、(開幕を)1か月遅らせて、(日程を)1週間延長を提案。拡大ポストシーズン案も含まれている。選手会は検討中」と第一報を投稿した。
ニューヨーク・ポスト紙のジョエル・シャーマン記者も自身のツイッターで「ユニバーサル(両リーグ)DH制が含まれる。レギュラーシーズンは4月下旬開幕。選手会は土曜日(30日=同31日)に話し合った」と続報を伝えた。
米スポーツ専門局ESPNのバスター・オルニー記者も自身のツイッターで「MLBはスプリングトレーニングを3月22日(同23日)に開始し、4月28日(同29日)に開幕。ポストシーズンは11月に持ち越しを提案をしている」と報じた。
USAトゥデー紙(電子版)は「協議は続いているが、選手会が提案を月曜日(1日=同2日)に拒絶する見込みである」との見通しを伝えた。
選手は4月1日開幕で調整を進める中、メジャー15球団がキャンプ地を置くアリゾナ州の自治体などが1月25日(同26日)に新型コロナウイルスの感染が拡大していることを懸念してMLBに2月中旬のキャンプイン延期を要請した。MLBと選手会の協議の行方が注目される。
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