南海(現ソフトバンク)などで活躍し、昨年2月に84歳で亡くなった野村克也さんの遺品などを追加展示した「南海ホークスメモリアルギャラリー」(大阪・浪速区の複合商業施設なんばパークス9F)が14日、新装オープン。プロジェクトの発起人、江本孟紀さん(73)=本紙専属評論家=が式典で野村さんの孫・忠克さん(19)と始球式を行った。江本氏は「熱心なファンのおかげでここまでこれた」と感慨深げ。本当におかえり、ノムさん!!
野村さん、ようやくアナタが戻る場所が完成しましたよ-。44年の空白が埋まった感慨を、江本氏が、始球式のその1球に込めた。
「ピッチャー エモト 背番号19」
なんばパークスに響き渡るアナウンス。敬愛する大捕手の現役時代の代名詞、背番号19が入った南海のユニホームに袖を通し、野村さんの孫・忠克さん(日大野球部1年)のミットに向けて投げ込む。感動のセレモニーだった。
「生前の野村さんに、『もう難波に戻ってもいいでしょ』『あの中に入ってもいいでしょ』と言い続けて、いろんな方のご協力でここまで来た。熱心なファンのおかげでもあります。今は正直、ホッとしています」
発起人として第一声は、安どの声だった。
2003年10月、かつての本拠地大阪球場の跡地に複合商業施設「なんばパークス」が建てられた。同時に南海ホークスメモリアルギャラリーが誕生。開設前に南海電鉄から展示を依頼されたが、1977年に兼任監督を解任された経緯があり、野村家側が辞退していた。チーム最大の功労者の1人でありながら“ノムさんがいないホークス記念館”が続いていた。
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