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Monday, March 29, 2021

【F1 バーレーンGP】フェルスタッペンとのバトルを制したハミルトンが開幕ウィン…角田は9位入賞(レスポンス) | 自動車情報サイト【新車・中古車】 - carview! - carview!

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バーレーン国際サーキットで28日(現地時間)、2021年シーズンの開幕戦バーレーンGPの決勝レースが行われ、ファイナルラップまで続いたデッドヒートの末、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が優勝した。マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が2位。

2021年の開幕後はバーレーン国際サーキット。開幕戦が予定されていたオーストラリアGPが11月に延期となり、2010年以来11年ぶりにバーレーン国際サーキットが開幕の舞台となった。

予選ではQ1で角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)が2番手タイムを記録する活躍を見せたが、Q2ではミディアムタイヤに苦労してQ3進出ならず、13番手に終わった。順当にQ3に進んだフェルスタッペンがポールポジションを獲得。以下ルイス・ハミルトン(メルセデス)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)と続いた。

57周の決勝レースは現地時間18時(日本時間29日0時)にフォーメーションラップがスタート。しかしセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)が止まりフォーメーションラップがやり直され、56周のレースとなった。ポールポジションのフェルスタッペンはスタートを決めてトップをキープ。ルクレールが1つ順位を上げて3位に上がり、ボッタスは4位に落ちた。その直後、19番手スタートのニキータ・マゼピン(ハース)がクラッシュ。これでセフティーカーが導入され、4周目にレースは再開された。しかしその直後にクラッシュがあり、バーチャルセフティーカー(全車、差を保ったまま低速走行)が導入される、大混乱の幕開けとなった。

バーチャルセフティーカーは翌周に解除されレースが再開した。ここからフェルスタッペンはハミルトンとの差を広げながらトップを快走。ハミルトンは14周目にピットインしミディアムからハードにタイヤを替え、フレッシュなタイヤでフェルスタッペンを追った。この作戦は的中し、フェルスタッペンより1秒以上速いペースで周回。18周目にフェルスタッペンがミディアムから新品ミディアムにタイヤ交換を行いコースに戻ると、ハミルトンが逆転して7秒前を走る結果となった。

フェルスタッペンは追い上げ、差が1.7秒となった29周目にハミルトンがピットインし、新品ハードタイヤに交換してコースに復帰。フェルスタッペンはタイヤ交換を40周目まで遅らせ、ハードタイヤを履いて最後の戦いに挑んだ。この時点でトップのハミルトンはフェルスタッペンの7.5秒先を走行していたが、フェルスタッペンは1秒以上速いタイムで走行。徐々に差を詰め残り4周となった53周目、フェルスタッペンはついにトップに浮上した。

しかしオーバーテイクの際にコースアウトしており、ピットから「一度ハミルトンを前に行かせろ」との指示が。フェルスタッペンはすぐに順位を譲り、バトルはやり直しとなった。残り3周、ハミルトンとフェルスタッペンは激しいバトルを繰り広げたが抜くには至らず、ハミルトンが2021年の開幕戦を制する結果となった。

フェルスタッペンは惜しくも2位。残り2周でタイヤ交換を行いファイナルラップでファステストラップを獲得したボッタスが3位に入った。その後方では激しく順位が入れ替わる展開となり、7番手スタートだったランド・ノリス(マクラーレン)が4位、フォーメーションラップのトラブルからピットスタートとなったレッドブル・ホンダのペレスが大躍進で5位チェッカー。ルクレールが6位でレースを終えた。

デビューレースとなったアルファタウリ・ホンダの角田は13番手からスタートで2つ順位を落としてしまったが、そこからフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)、キミ・ライコネン(アルファロメオ)ら元チャンピオンとのバトルを制し徐々に順位を上げ、ファイナルラップでランス・ストロール(アストンマーチン)を抜いて9位でチェッカーを受けた。アルファタウリ・ホンダのガスリーは序盤の接触で最後尾まで落ち、そこから徐々に順位を上げていったが、最終的にピットインしてレースを終えた。

次戦、2021年F1第2戦ロマーニャGP(イタリア・モンツァサーキット)は4月16日~18日の日程で開催される。

■バーレーンGP決勝レース結果
1. ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2. マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
3. バルテリ・ボッタス(メルセデス)
4. ランド・ノリス(マクラーレン)
5. セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
6. シャルル・ルクレール(フェラーリ)
7. ダニエル・リカルド(マクラーレン)
8. カルロス・サインツ(フェラーリ)
9. 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
10. ランス・ストロール(アストンマーチン)
11. キミ・ライコネン(アルファロメオ)
12. アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
13. エステバン・オコン(アルピーヌ)
14. ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
15. セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)
16. ミック・シューマッハ(ハース)
17. ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
18. ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
以上完走

--. フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
--. ニキータ・マゼピン(ハース)

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