大阪ニュース
2021年8月4日
子どもの夏休みに合わせ、読書感想文と自由研究の宿題に役立つ本を集めた展示企画が大阪市西区の市立中央図書館で開かれている。幅広い年齢や好みを踏まえた約600冊を用意。家族連れらが続々と訪れ、それぞれの目的に合った本を選んでいる。31日まで。
読書感想文や自由研究に役立つ本を並べたコーナー=大阪市西区の市立中央図書館 |
夏休みに問い合わせが多いことを受け、同館が取り組む恒例企画。棚に並べられる冊数が限られるため、順次入れ替えながら運営している。
「読書感想文におすすめの本」展では、2017〜20年度の青少年読書感想文全国コンクール小学生の部・課題図書を展示。毎年、その年度分は予約でいっぱいになるため、1セット分は閲覧のみで別に設置した上で、過去の分も参考にしてもらおうと取りそろえている。
他にも、同館の職員がお薦めする児童書「こどものほんだな」に選ばれた図書の一部をはじめ、映画になった児童文学作品や、戦争と平和に関する本もある。
「自由研究お助け本」展では、題材集めに役立つ本をはじめ、簡単にできる実験から自由工作のアイデアが得られる本まで並べている。
同館の福富典子司書は「夏休みの宿題を楽しくできるヒントを探しに来てもらえれば」と呼び掛けている。
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