大阪ニュース
2021年8月4日
“演歌のシンガー・ソングライター”として活動する大沢桃子が新曲「命の道」と「愛の魔法」(徳間ジャパン)でポップスに挑戦した。踊りの師匠・浅香光代(享年92歳)を昨年末、歌の師匠・寺内タケシ(享年82歳)を6月に相次いで亡くし、「空の上から見てくださっている両先生に早く恩返しを」とキャンペーンにも力が入っている。
新曲「愛の魔法」に合わせ、自身でデザインした衣装姿の大沢桃子 |
「命の道」はキーワードが故郷・岩手の“てんでんこ”。三陸地方に伝わる言葉で、襲ってくる津波から「てんでバラバラに逃げろ!」と言う意味で、ちょうど出身地・大船渡市を通る大震災からの復興道路570キロが全通したことにインスピレーションを得た。
ミュージックビデオは、千葉・御宿町の海岸で「月の砂漠」をイメージして撮影。英語バージョンの「TENDENKO」も制作中で、秋には自身のユーチューブチャンネルで公開予定。「ネットは世界中に広がる。“てんでんこ”は地域の人々がお互いを助け合い思いやる素晴らしい言葉」と郷里に思いをはせる。
両A面の「愛の魔法」はニューミュージック系のポップスで中島みゆきを思わせる歌唱力を発揮したラグソング。「実は大ファン。“ももちゃんず”という4人のダンスチームと一緒に、ミニスカートで踊っている。恥ずかしい…」と照れ笑い。
昨年文化の日から朝に自宅で書道を始めた。元々8段の腕前だが、うまく書こうと言うより素直に気持ちを表現するのが目的の「モーニングDE書」として自身のブログで公開。新曲のジャケットタイトルも自身の筆でしたためた。
世間はエンゼルス・大谷翔平選手の活躍でちょっとした岩手ブーム。「私も卒業した大船渡高の後輩で今年ロッテにドラフト1位で入ったのが剛速球の佐々木朗希投手。早くも1軍で頑張ってくれている。うれしいな。私も大船渡のふるさと大使をさせていただいているので絶対歌をヒットさせなきゃ」と張り切っている。
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