4人の子どもが東大理科3類(医学部)に合格した佐藤ママこと佐藤亮子さんに、コロナ禍での受験の心構えを聞きました。
佐藤ママのきらり☆ヒント
今年も押し詰まってきましたが、やるべきことはほぼ終わりましたか? 大学入学共通テストは、来年の1月15日(土)と16日(日)の2日間にわたって、2回目が行われます。今年1月に実施された1回目の共通テストの過去問を隅から隅まで検証しておく必要があります。
センター試験との大きな違いをもう一度思い出してみましょう。①読ませる日本語が多い②時事問題がかなり出題されている③日常生活に結びついた問題が出題されている、という3項目です。
①は国語の読解問題が長くなったと考えがちですが、数学、社会、理科の問題文もかなり読ませる内容になっています。センター試験では、数学は計算だけをすればよかった問題も、計算の前に、そこそこ長い文章を読まなければなりません。
②の時事問題ですが、時事用語をあらかじめ知らないと問題の趣旨を素早くつかめません。問題文を読めば理解できるようには作成されていますが、緊張している試験中に、その用語を初めて知るようなことであっては、かなりのハンディです。
③は、机の上でやる勉強は、何事もリアルな日常に結びついている、という大学からのメッセージです。受験を直前にした段階で、これは気にしなくてもいいと思います。
これらの3項目から、今することは、日本語を素早く読めるレベルの読解力を保つことと、世間に興味を持っておくことですね(特に時事問題)。
具体的には、読解力を維持するためには、毎日国語の問題を一つ解く。次に、インターネットで今年の重要時事用語を調べ、その用語を説明できるようにする、その用語に関する新聞記事などを読んでおく、ということでしょうか。
時間がかからないので、勉強の合間に息抜き程度にしておくといいと思います。
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