キラーアビリティは栗東・斉藤崇史厩舎の2歳牡馬で、父ディープインパクト、母キラーグレイシス(母の父Congaree)。通算成績は4戦2勝。
レース後のコメント
1着 キラーアビリティ(横山武史騎手)
「2週連続で調教に乗せていただき、走る馬だと感じていました。口向きなどの難しさもあると感じていたので不安ではありましたが、馬も何とかリラックスして走ってくれて、とてもいいポジショニングで頑張ってくれました。1コーナーから2コーナーで少し噛みましたが、向正面では思った以上に抜けてくれてこれなら大丈夫だと思いました。まだまだ子供っぽく、後ろ脚の力がまだまだでどうしても気だけで走ってしまうところがあるので、オンとオフをハッキリできるようになればもっともっと走れると思います。今年は年間100勝とGI勝利を目標にしていました。自分の想像してた以上に勝たせていただいているので、馬や関係者に感謝の気持ちを忘れず、これからも頑張っていきたいです」
(斉藤崇史調教師)
「デビューの頃から期待して使ってきていた馬ですが、なかなか思うようにレースができなくて勝てていなかったので、今日ここで結果を残すことが出来て良かったです。輸送も順調にこなしてくれて、雪で時間はかかりましたが上手く対応してくれて、馬の毛艶もよくいい状態でレースを迎えることが出来ました。横山武史騎手とはレースに向けて調教にも乗ってもらっていて、馬のことも分かってもらっていたので、お願いしますというだけでした。前回も結構力んでいたのでそこだけが課題と思っていましたが、ジョッキーがうまく乗ってくれて1コーナーへ入る時には折り合いもついているように見えましたし、そこからは安心して見ていられました。4コーナーまで本当にスムーズでしたし、力強く抜け出してきてくれて行けるかなと思いました。瞬発力がすごい反面掛かるところもあるので、その辺りが成長してきてくれれば更に良いと思います。一昨日はクロノジェネシスが負けてしまったのですが、引退して寂しくなるのかなと思ったらこうして新たに厩舎にGI馬が出て来てくれて厩舎のみんなも盛り上がると思います。また一層気を引き締めて頑張りたいと思います」
2着 ジャスティンパレス(C.デムーロ騎手)
「レース前から気が入っていてチャカチャカしていましたが、1コーナーに入ったところで落ち着いて道中リラックスして行けました。まだ幼い分右、左とよれていましたが、それで2着を確保するあたりは能力があります。勝った馬は強かったですが、この馬も楽しみです」
3着 ラーグルフ(丸田恭介騎手)
「悔しいです。テンションの高い馬ですが、良い状態でした。良いスタートを切れてレース内容としてはこれまでで一番良かったと思います」
9着 グランドライン(三浦皇成騎手)
「ゲートを上手に出て未勝利戦を勝った時の戦法でレースをしました。坂を上がってアップアップしたところはありますが、力がある馬です」
10着 アスクワイルドモア(武豊騎手)
「道中ついて行けませんでした。反応が悪かったです。能力はある馬なのですが...」
12着 コマンドライン(C.ルメール騎手)
「スタートが悪かったです。ゲートの中でチャカチャカしていました。道中は冷静に走っていましたが、今日は息が何回も入りました。3コーナーから4コーナーではペースアップできませんでした。最後少しきましたが、あまり良くなかったです」
13着 サトノヘリオス(岩田望来騎手)
「ポジションは良いところを取って我慢して早めに動きましたが、最後は止まってしまいました。これからもっと良くなると思います」
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