機構と選手会が新労使協定を巡って対立
新労使協定を巡る対立で開幕延期となっているメジャーリーグは9日(日本時間10日)、レギュラーシーズンの開幕を4月7日(同8日)から14日(同15日)まで延期すると発表した。
16時間超の交渉を行った8日(同9日)に続き、この日も機構と選手会が交渉を行った。争点となっていた年俸総額の課徴金(ぜいたく税)などで歩み寄りを見せていたが、国際ドラフト導入を巡って対立。国際ドラフト導入を目指す機構は3つの選択肢を提示したが、選手会は全て拒否したという。全162試合開催を目指していたものの、妥結には至らなかった。
MLBのロブ・マンフレッドコミッショナーは「遺憾ながら、今週2度目の深夜の交渉後も我々は合意に至ることができませんでした。カレンダーにおける日程の現実上、さらに2カードがスケジュールから外されることになり、開幕は4月14日(日本時間15日)まで延期されることになりました」と声明を出した。
機構と選手会は新労使協定を巡って対立。1日(同2日)にマンフレッド・コミッショナーは3月31日(同4月1日)に予定されていた開幕戦の延期と試合数削減を発表していた。(Full-Count編集部)
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