水中でも強力にくっつけられる接着剤を開発したと、東京大の研究チームが発表した。ムール貝が湿った岩場でくっついていられる仕組みを参考にした。手術用接着剤などへの応用が期待されるという。成果が科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に掲載された。
ムール貝は、糸のように伸ばす足の先にあるたんぱく質の働きで水中でも岩に結合できる。東大の江島
手術用接着剤としての実用化を目指し、現在、動物の臓器などの傷口をふさぐ試験を行っている。江島准教授は「縫わずに接着剤で傷口をふさげれば、より安全で簡単な手術が可能になる」と話す。
工学院大の小林元康教授(高分子化学)の話「水中で、他に類を見ない強さで接着する点は興味深く、医工系分野への応用が期待される」
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