◇米国女子◇トラストゴルフ スコットランド女子オープン 2日目(29日)◇ダンドナルドリンクス (スコットランド)◇6584yd(パー72)
古江彩佳は前半のバーディラッシュでスコアボードを上がっていったが、後半でリンクスのわなにつかまった。名物のアゴの高いポットバンカーを「入ると、ああなる…」と思い返し、苦笑が漏れた。
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インスタートの前半は12番から3連続で通算6アンダー。16番で1つ落としたが、17番から再び3連続バーディで通算8アンダーに届いた。
ピンチが訪れたのは2番(パー4)で、ドライバーショットが左サイドのポットバンカーにつかまった。「出すのも一苦労、ちゃんと立てない位置だった」と左足をバンカーの縁にかけて構え、ボールを出すのが精いっぱい。そこから4打で乗せて2パットのダブルボギーを喫した。3番でも再びポットバンカーから第2打をレイアップしてボギーをたたき、2ホールで3打を失った。
「気持ちが折れそうにはなったけど、なんとか(悪いのは)後半だけと考えた」と、直後もいら立ちや焦りを表に出さない。残り5ホールで2バーディを奪って、通算7アンダー16位につけた。
「2日間アンダーで回れているので、いいスタートが切れたと思う。あしたも耐えながら、チャンスにつけたら獲っていきたい」とリンクス攻略を目指す。(スコットランド・アーヴィン/谷口愛純)
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