【浜田】住んでいなくても、ある地域に継続的に関わる「関係人口」について学ぶセミナーがこのほど、浜田市野原町のいわみーるであった。講演やパネルディスカッションを通じ、参加した95人が関係人口を増やす方策を考えた。
ライフスタイルや環境問題を発信する雑誌「ソトコト」の指出(さしで)一正編集長(52)が基調講演した。指出編集長は関係人口を創出するヒントの一つに「関わりしろ」をつくることを提案した。
関わりしろとは、地域外の人が地域に関ることができる余白で「情報を発信する方法が分からない」といった地域の弱みのこと。弱みを見せると地域外の人は自分にできることを見つけやすく、人が集まる場所になると説いた。
指出編集長も加わったパネルディスカッションではまちづくりセンターの職員ら5人が、経験を踏まえて意見を交わした。市内で定期市を企画する「つながるマルシェ実行委員会」の斎藤隼一さん(38)は「外部からの視点を取り入れ、飽きさせない工夫を考えたい」と話した。
(青山和佳乃)
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