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Tuesday, August 30, 2022

【世界バレー】日本男子がキューバに勝利!グループ2位で決勝トーナメント進出決定/ライブ詳細 - スポーツ - ニッカンスポーツ

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<バレーボール男子世界選手権:日本-キューバ>◇30日◇スロベニア・リュブリャナ

バレーボール男子の日本代表が世界選手権でキューバと対戦。

日本が3-1で見事に勝利を収め、グループ2位で決勝トーナメント進出を決定させた。

試合終了時、日本は歓喜の輪をつくった。

日本 25-18
21-25
25-15
25-19
キューバ

第4セット

セットを取れば決勝トーナメントが決まる第4セット、日本はメンバーを変えずに臨む。

日本は序盤、波に乗れない。キューバの展開の速い攻撃に苦しみ、2-6となってタイムアウトを取る。

西田のスパイクなどで得点を重ねるも、なかなか点差を詰められない。9-12。

10-12となり、石川に代わって大塚が入る。その大塚の好サーブで崩して11-12と詰め寄る。

13-13で同点に追いつくと、キューバがタイムアウトを取る。

15-14で日本が遂に逆転する。長いラリーをものにして、17-15と点差を広げる。

正念場ながら、途中出場の大塚が安定感のあるプレーを披露。セッター関田の配球も光り、日本が先に20点台に到達する。20-16。

高橋のバックアタックで着実に加点し、勝利に近づく。22-17。

最後はキューバのスパイクが外れて、25-19で試合終了。日本は歓喜の輪をつくった。

3-1で見事に勝利を収めた日本は、グループ2位で決勝トーナメント進出を決定させた。


第3セット

第2セットを終えて、日本のフィリップ・ブラン監督は中継インタビューで「スパイク、サーブでうまく得点したい」と修正を期す。

メンバー変わらず第3セットに臨んだ日本は、小野寺の連続ブロックなどで幸先よく滑り出し、8-5となってキューバが早めのタイムアウトを取る。

西田のブロックアウト、石川のサービスエースなどで13-9とリードを保つ。

高橋のサービスエースで19-13となり、キューバがタイムアウトを取る。

長いラリーを最後は西田のスパイクで制し、21-13。

最後は相手のスパイクがアウトとなり、25-15で日本が第3セットを取った。


第2セット

日本のサーブから始まり、キューバが連続得点で0-2となるも、高橋のバックアタックなどで対抗。

関田-山内の同学年2人も息のあったコンビネーションを見せる。両チーム得点を重ね、5-5と拮抗した序盤戦になる。

キューバのチャレンジ失敗、西田のブロックで連続得点。互いに点差を広げられず、13-13。

キューバのパワーに押されつつも、日本は関田の巧みなセットアップで対抗する。レセプションを崩され、18-19とブレイクされる。

20-22となり日本はタイムアウトを選択して間を取ったが、3連続得点となる23点目を許して再びタイムアウト。

最後はサービスエースで21-25と第2セットを取られ、1-1のタイになる。


第1セット

決勝トーナメント進出に向けて、今大会3戦目にして日本は石川を初めて先発で起用する。

試合開始から関田は石川に2本連続でボールを集めて、高橋や山内も機能。7-4とリードする。

サウスポー西田の強烈なスパイク、小野寺のフェイントなどで着実に加点するも、キューバも攻撃力で応戦。

一進一退の攻防となったが、日本が先に2桁得点に到達する。10-7。

12-7と点差が開いたところでキューバが最初のタイムアウトを取るも、日本は流れを譲らない。キューバの高さに苦しみながら、西田が効果的にリバウンドを取って好機を待つなど、丁寧な攻撃が光る。17-10。

相手のミス、日本のブロックで点差は20―11と開く。キューバは2回目のタイムアウトを取って修正を図る。

サービスエースなどでキューバに3連続ポイントを許し、20―14で日本は初めてのタイムアウトを取る。

リベロ山本の好守、ブロックの間を射貫く石川のスパイクなどで、日本は効果的に加点。25-18で第1セットを先取した。


日本スタメン

セッター 8 関田誠大

オポジット 1 西田有志

アウトサイドヒッター 12 高橋藍

アウトサイドヒッター 14 石川祐希

ミドルブロッカー 2 小野寺太志

ミドルブロッカー 6 山内晶大

リベロ 20 山本智大


男子日本代表登録メンバー

<オポジット>

1 西田有志(22=ジェイテクトSTINGS、187センチ)

16 宮浦健人(23=スタル・ニサ、190センチ)

<ミドルブロッカー>

2 小野寺太志(26=JTサンダーズ広島、2メートル)

6 山内晶大(28=パナソニックパンサーズ、204センチ)

23 佐藤駿一郎(22=東海大4年、205センチ)

26 村山豪(24=ジェイテクトSTINGS、192センチ)

<アウトサイドヒッター>

5 大塚達宣(21=早大4年、194センチ)

7 高梨健太(25=ウルフドッグス名古屋、190センチ)

12 高橋藍(20=日体大3年、188センチ)

14 石川祐希(26=パワーバレー・ミラノ、192センチ)

<セッター>

8 関田誠大(28=ジェイテクトSTINGS、175センチ)

9 大宅真樹(27=サントリーサンバーズ、178センチ)

<リベロ>

13 小川智大(26=ウルフドッグス名古屋、176センチ)

20 山本智大(27=堺ブレイザーズ、171センチ)

(※背番号、名前、年齢、所属、身長)

フィリップ・ブラン監督

【イラスト】男子バレー世界選手権代表メンバー
【イラスト】男子バレー世界選手権代表メンバー

順位・今後の日程

※6組のうち各組上位2カ国と3位の上位4カ国の計16カ国が決勝トーナメント進出。


日本の1次リーグB組日程

☆26日 日本3-0カタール 

(25-20、25-18、25-15)

☆28日 日本0-3ブラジル

(21-25、18-25、16-25)

☆30日 日本3-1キューバ

(25-18、21-25、25-15、25-19)

(※全て、動画配信サービス「Paravi」で生中継)


世界選手権

オリンピック(五輪)、ワールドカップ(W杯)とともにバレーボール3大大会の1つで4年に1度開催される。今大会はスロベニアとポーランドが共催。24カ国が6組に分かれて1次リーグを戦い、各組上位2チームと3位の中から成績上位4カ国の計16カ国が決勝トーナメントに進出。決勝は9月11日。競技方式はテクニカルタイムアウトなし、リクエストできるタイムアウトは1セット2回まで。日本男子の最高成績は70、74年の3位で82年は4位。98、06年は日本開催。前回大会(18年)はポーランドが大会2連覇を達成し、ブラジルが2大会連続で2位になった。

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