阪神・佐藤輝明内野手(23)が11月5、6日に東京ドームで組まれている「侍ジャパン強化試合2022」と同9、10日に札幌ドームで開催される「侍ジャパンシリーズ2022」での代表メンバー入りが内定したことが29日、分かった。栗山英樹監督(61)の初陣となるゲーム。球団からは近本光司外野手(27)、中野拓夢内野手(26)、湯浅京己投手(23)も選出されることになった。
栗山監督が初めて指揮を執る侍ジャパンの一員として、2年目の佐藤輝が“侍デビュー”することが決まった。近本、中野、湯浅とともに、プロ入り後初めて日の丸のユニホームに袖を通す。
23年3月に開催されるWBCを前に、「侍ジャパン強化試合2022」として11月5日に日本ハム戦、6日に巨人戦を実施。さらに同9、10日は「侍ジャパンシリーズ2022」としてオーストラリア2連戦が行われる。
佐藤輝は当初、3月5、6日に開催予定だった台湾代表戦で近本とともに侍デビューするはずだったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった。それでもシーズン中に阪神戦の視察に訪れた栗山監督は常々、佐藤輝に対する期待感を口にしてきた。
「野球ファンが、佐藤選手が成長していく姿、活躍する姿をみんな待っていることはよく分かっている。みんなが見たいのも分かっていますし、将来、日本の中心になるのも分かっているのでね」
ここまで142試合に出場し、打率・266(537打数143安打)、20本塁打、84打点と本塁打以外は1年目を上回る数字を残している。侍ジャパンでも2年目の進化を発揮できるかに注目だ。
栗山監督の眼前でアピールに成功すれば、23年WBC日本代表の一員として憧れの舞台に立つ可能性も膨らむ。本紙の正月インタビューでも「日本の代表として出てみたいなという気持ちはもちろんあります。世界と戦えるチャンスなんじゃないかなとも思うので、そういう意味でも頑張りたいです」と侍入りへの強い思いを明かしていた。
侍ジャパンの一員として戦うのは、18年の近大2年時に出場したハーレムベースボールウィーク・日米大学野球選手権大会以来。当時も「プロに入っても、そういうところでプレーできるような選手になりたい」と思いを語っていた。夢舞台へと一歩近づいた強化試合での代表メンバー入り。持ち前のフルスイングから驚がくのパワーを見せつける。
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