子どもの自殺リスクが高まるとされる夏休み明けを前に、千葉県柏市は保護者が子どもの異変に気づくヒントをまとめた動画を新たに公開しました。
動画は、柏市の保健師などが制作したもので、今月はじめからYouTubeで公開されています。
市によりますと、夏休みが明けて学校が再開するこの時期は、子どもが心の不調を抱えがちで、自殺が増える傾向にあるということです。
動画は、保健師などが実際に受けた相談を元に制作され、地元の名産品の「かぶ」を模した子どもが、腹痛や食欲がわかないなど不調を訴えるところから始まります。
そして、学校がある日にも朝起きることができなかったり、玄関に座り込んだりする子どもに対し、親は「甘えている」として叱ってしまいます。
しかし、こうした異変は、子どもがつらい気持ちを伝えようとしているサインで、親は寄り添うことが大切だと説明しています。
動画では、対応に悩んだ親が身近な人に相談して子どもの気持ちを理解し、親子がわかり合う様子も描かれ、保護者が1人で悩みを抱え込まないことも重要だとしています。
柏市福祉政策課の吉田悦子さんは「子どもたちが前向きに新学期に臨めるよう、多くの保護者に動画を見ていただき、異変への気づきにつなげてもらいたい」と話しています。
からの記事と詳細 ( 夏休み明け前に子どもの異変気づくヒント 動画公開 千葉 柏|NHK ... - nhk.or.jp )
https://ift.tt/8J9nUWc
No comments:
Post a Comment