藤井聡太竜王と伊藤匠七段の竜王戦七番勝負第4局・小樽対局は初日が終わりました。
伊藤七段は本局で最長となる1時間6分の考慮で、次の一手を封じました。封じ手時刻は午後6時ちょうどです。
指し掛けの局面となった図から、封じ手予想は飛車を取る「△2四同歩」で、控室の全員が口をそろえました。以下、先手は▲3二角成と金を取り、△8六歩▲同金△6七銀が有力な変化と見られています。次に先手玉は△8六飛▲同銀△7八飛▲9七玉△8五桂打▲同銀△同桂▲8七玉△7六飛成▲9八玉△8七金までの詰めろになっているのです。
先手がこの変化を防ぐには△6七銀に▲6九金と受けるしかありませんが、△8五桂打が厳しく、控室の検討陣は後手よしの見解を示していました。 渡辺九段は「△2四同歩に先手は▲3二角成の一手なので、後手は寄せの変化を一晩かけて精査できるのは大きいですね」と話しています。初日は伊藤七段にとって理想的な展開になっているようです。(琵琶)
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