阪神・森下翔太外野手(23)が21日、大相撲の高砂部屋に“入門”した。中日・上林誠知外野手(28)との合同自主トレの一環で朝稽古を体験し、「(野球の練習に)取り入れてみたいと思いました」と好感触。初場所の真っ最中の力士と一緒にはだしで四股を踏み、すり足や股割りで体を鍛えた。
本場所中の力士以外の立ち入りは異例。上林が幕下の朝志雄と親交があるため、特別に許された。1敗で今場所トップタイの平幕・朝乃山も参加。この日惜しくも今場所初黒星を喫した元大関も汗を流した緊張感たっぷりの空間で、約2時間、特訓に励んだ。相撲の観戦経験もない森下だが「今日一日で楽しさが伝わってきた。相撲に詳しくなりたいです」と興味津々。同時に飛躍への財産も得た。
体重150キロを超える力士の迫力満点の動き。馬力はもちろんだが、柔軟性にも圧倒された。自身は「チームでも体が硬い方。打撃も股関節に悪い癖が出やすいので」と自覚。股関節をうまく使えないために無駄な動作が生まれることが悩みだが、角界のトレーニングにより「そういうのをなくせるのかなと感じました」と目を輝かせた。
16日には、沖縄・うるま市で自主トレを公開。20本塁打を目標に掲げ、重心を低く、軸をつくって強く回旋するスイングに取り組んでいることを明かしていた。その体の連動に欠かせない課題克服のヒントをゲット。拠点を関東に移しても充実感たっぷりの“出稽古”で、春季キャンプへの準備を一歩前進させた。
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